秋が来ると、「涼しくなったねー」なんて言ってる間にもう入学間際。
幼稚園年長後半はものすごく早くて、あっという間に小学生なんですよね。
遊びの毎日からちょっとずつ脱却して、だんだんとお勉強の習慣づけが必要になる時期。
「小学校入学準備としてのお勉強」はどんなふうにしていったらいいのか?
ドリルはベネッセやZ会などいろいろあるけど、どういうのをさせたらいい?という話。
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小学校の入学準備にドリルや問題集は必要なのか?
そもそもの問題としてココですね。
(´・ω・`)「小学校の入学準備に、ドリルや問題集をさせる必要があるの?」
これはおそらく、地域的な環境と親がどこまでさせたいかという意識で決まります。
教育熱心な親が集まっている地域であれば、相対的な子どもの学習レベルは高いはず。
学校以外での自宅学習の習慣をつけておかないと、高学年以降はしんどくなるかもしれない。
親がもし「平均以上の成績」を求めるのであれば、ある程度の先取り教育が必要なのかもしれない。
知識の定着は、複数回学べばそれだけ強くなるでしょうしね。
でですね、多くの方は「それほど高いレベルは求めてないんだけど…」って言うと思うんですよ。
私だってそうです。「まだ小学生だし」「遊びも大事だよね」みたいな。
でも、あわよくばです。あわよくば、勉強でキラリと光る何かが見つかればいいなと思ってる。
そのためには、「学校の勉強がよく分かる」「自宅学習の習慣づけ」大事だと思うんですよ。
だってさ、お家でまったく勉強せずに学校の授業にもついていけない状態だったら、いくら光るものがあっても気づかないじゃんよ。
わが家は特に転勤族なので、引っ越した先の教育レベルが高かった場合の保険をかけときたいなっていう気持ちもあります。
小学1年生のうちに必要なのは、
・授業中、机に座っていられること
・授業中はその科目の勉強をしていられること
自分の名前のひらがながかけるとさらにいいよねっていうくらい。
ただ、今までに机に40分も50分も座って勉強をしたことのない子に、「今日から小学生だからちゃんとして!」は難しい。
だから入学準備として、机に座って勉強するという習慣をつけること。
入学後の最初からつまづかないように、ひらがなや数字が書けるようになってるといいよねっていう。
それ以上のことを求めるかどうかは、前述したように、周りの環境と親の意識によるのかなと思います。
まぁどっちにしても、子どもがやりたいって言えばそれでOKですけども。
小学校入学準備のドリルはベネッセとZ会のどちらがいい?
小学生向けの通信教育で、代表的なベネッセとZ会。
市販されているドリルでは、公文や学研などもありますね。
わが家は通信教育は、ベネッセもZ会もしたことがあるし、市販ドリルは公文も学研もしました。
で、なんとなくの個人的な仲間分けですが、Z会だけが違います。
あとのベネッセと公文と学研は、ページ構成や教え方に違いはあるものの、そこまで大きな違いではないかなと思います。
んで、どちらが優れているとかこっちのほうが賢くなるとか、そういうことではなくですね。
親が求める「プラスアルファ」部分を、どこに持っていくかっていうことかなと思います。
入学準備のためのドリルの難易度はどうする?
難易度に関しては、教科による違いもあるでしょうけど、ほぼ間違いなくZ会が一番高いです。
だって、親世代の私たちのイメージは「Z会=難関大学向け」みたいな感じじゃないですか。
たしかに、高学年になるとやっぱり難しくて、親がしっかりと見てあげないとつまづく箇所は多いです。
でも低学年の場合なら、それほど難易度に差ができるわけじゃないんですよね。
たぶん、けっこう抵抗なくできるんじゃないかと思います。
「抵抗なくできる」っていうのはけっこう重要で、子どもの勉強はなんでも、段階的に難しくなっていかなきゃですね。
積み重ねていかないといけないので、サクッと入っていけることがまずは重要かなと思います。
1年生向けのドリルや問題集に関しては、難易度の差はそこまでないので、あとは絵柄や文字の大きさなどの好みで決めていくといいかもです。
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入学準備の問題集で子どもにどんな力をつけたいか
前述した「Z会だけはちょっと違う」
これはですね、市販ドリルでもそうだと思うんですが、Z会は
・考える力をつけるための取り組み
・高学年になってから役に立つ知識
こういうのを得られる機会を、ドリルや問題集の中で入れてきてるんですよね。
「けいけん」という科目でそれを行ってるんですが、たとえば身の回りのものでの実験。
スーパーでの調査や、野菜を使った布染め。
小学校入学直後に役立つわけではないけど、のちのち役に立つよねっていうものが多いです。
その中で、子どもの興味の矛先が見つかるかもしれないですしね。
語彙をつけるきっかけにもなりますし、知識をつける土台にもなります。
Z会の場合は、お試しセットでも「けいけん」が入っているので、気になる方は一度子どもにさせてみてもいいかもですね。
ベネッセのドリルは、学校の授業に問題なくついていけるという難易度です。
通信教育のベネッセは、付録でいろいろついてくるので、ひらがなやカタカナなどは覚えやすいかもですね。
市販ドリルの公文や学研は、どちらも大差ない印象です。
気持ち、学研のほうが子供受けしてます。(わが家の場合)
小学校入学準備の家庭学習はあくまでも習慣づけ。勉強が嫌にならないように
小学校への入学準備としての家庭学習は、あくまでもメインは習慣づけです。
学校が始まってから、机に座って5時間目までの授業が受けられるように、苦痛を感じないようにするためのものです。
もちろん好きな子は勉強させたらいいわけですが、勉強自体を嫌いになってしまうと無意味。
「こんなのもうやりたくねぇよ!」とか言われちゃうと困るわけですね。
市販されているドリルをするにせよ、通信教育をするにせよ、低学年は一日分のドリルは15分くらいで終わります。
まずはそのくらいの時間、机に座って鉛筆を持っていられることから。
少し物足りなく感じるのであれば、遊びの要素があるものを混ぜていくといいかもです。
パズルとか。
『なぞぺー』シリーズは楽しみながらできるので、小さい子にもおすすめ。
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国語版や迷路などもあるんですが、わが家が持ってるのは「算数脳パズル」の5歳~3年生向け。
後半はやっぱり難しいですが、前半は年長さんでも説明すればできるんじゃないかと思います。
まとめ
小学校に行ってできなければいけないのは、「授業中にきちんと座っていられること」です。
そのための家庭学習の習慣づけなので、それほど難しいものは必要ないかなと思います。
ただ親も子もそれ以上を求める場合は、遊びの要素を入れながら問題集をしていくといいかな。
「もういやだっ!」ってなると困るので、ぜひぜひ無理のない範囲でやってみてくださいね。
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