バレンタインデーの一か月後にあるホワイトデー。
チョコをもらうのは嬉しいけど、「何をお返ししよう…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。お返しってけっこう面倒なんですよね(^^;
「何でもいいからお返しすればいいや!」は誤解を生む可能性があるので、ちょっと危険。
ホワイトデーのお返しの定番であるお菓子には、それぞれに特別な意味が込められていることも多いです。
本命の子にも義理の子にも、間違った解釈をされてしまうと、今後の関係が悪化してしまうことも。
渡す前に確認しておくと安心です!
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ホワイトデーのお返しの意味一覧
マシュマロ
ホワイトデーの起源となったのは、福岡市にある石村萬盛堂が昭和52年にはじめた「マシュマロデー」
バレンタインにチョコをもらうのにお返しがないのは不公平だ!ということで、自社が販売していたマシュマロを、バレンタインのお返しとして販売したのが始まりと言われています。
「バレンタインにもらったチョコレートを、僕のやさしさ(マシュマロ)で包んでお返しするよ」ということで、チョコを包んだマシュマロが人気になりました。
もともとは優しい意味合いを持っていた、ホワイトデーのマシュマロ。
今では真逆の意味として定着していて、不思議に思う方も多いのではないでしょうか。
意味が変わってしまった理由として考えられるのは
・「もらった気持ちを包んでお返しする」=「やんわりとお断りする」という解釈になった
・マシュマロは口の中ですぐ溶けるため「気持ちがない」「長く続かない」という解釈になった
2016年には発祥となった石村萬盛堂が、「マシュマロあなたが嫌いです説」の反論ともなる新聞広告を出し、話題に。
ですが今でも、ホワイトデーのマシュマロのイメージが払しょくされたとまではいきません。
マシュマロが好きな女の子は多いんですが…。
渡した相手がどう思うかが分からないので、避けておいたほうが無難かもしれませんね。
キャンディー
前述した福岡市の石村萬盛堂が「マシュマロデー」と定めたように、全国飴菓子工業協同組合がバレンタインのお返しの日にと定めたのが「キャンディデー」
飴菓子普及のために、「バレンタインのお返しにはキャンディーを贈ろう」と広めてきました。
キャンディーは固く、口の中でもゆっくりと溶けていくことから
・関係が固く崩れない
・長続きする
ということで、お返しの意味としては非常に前向きになりました。
本命の子へのお返しにはぴったりのお菓子ですね!
マカロン
「好き」よりもさらに広義な意味を持つ、マカロンの「特別な人」という意味。
本命の子にはもちろんですが、仲の良い女友達に送っても違和感はありません。
大切だと思う人に贈りやすいお菓子ですね!
定番と言われるお菓子の中では、比較的新しいスイーツであるマカロン。
私が子どものときにはなかったお菓子ですし、普段のおやつにするには値段が高め。
そういう「日常的ではない高級感」が、マカロンに意味を持たせているのかもしれません。
見た目はおしゃれなマカロンですが、好き嫌いが分かれるお菓子でもあります。
渡そうと思う場合は、事前にリサーチしておいてもいいかもしれないですね!
クッキー
「友だち」という意味があるクッキーは、友チョコのお返しや義理チョコのお返しにぴったり。
クッキーを苦手な人は少ないので、選びやすいお菓子でもあります。
じゃあ、なぜクッキーがこのような意味になったかというと…実ははっきりとした理由は明記してあるものがありません。
俗説では
・種類がたくさんあるので「たくさんの中の一人」という解釈
・サクサクしているので「ドライな関係でいたい」という解釈
などと言われていますが、納得できるようなできないような微妙な感じ…。
手軽に買える感じが、友だちっぽさをイメージさせやすいのかもしれません。
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マドレーヌ
本命の子はもちろんのこと、今後も付き合っていきたいと思える人に贈りやすいお菓子。
職場や取引先の相手などにも渡せるので、会社の人からのお返しにはいいですね!
マドレーヌは、貝の形を模したお菓子。
日本では、2枚の貝がピッタリと合わさることから「円満」「縁結び」として、縁起が良いものとされていました。
そのことから、マドレーヌは今後の良好な人間関係を望む、前向きな意味合いになったのではないでしょうか。
金平糖
お菓子としてはキャンディと同じ分類をされる金平糖。
そのため意味も相手に好意を示すもので、キャンディと同じく「あなたが好きです」
・固いので割れない(関係が壊れない)
・口の中ですぐには溶けない(長続きする)
金平糖は小さくてかわいく、色合いもたくさん。
かわいい見た目から、もらって嬉しい方や金平糖を好む女性は多いと思のではないでしょうか。
キャラメル
ホワイトデーのお返しとしては、それほどメジャーではないキャラメル。
キャラメルをお返ししようとしている方も、もらったという女性もあまりいないのではないでしょうか。
ですがそれとは逆に、お返しとしてのキャラメルの意味合いは非常にマイルド。
仲の良い友だちや職場の同僚にはもちろん、本命の子にも渡せるような前向きな意味を持っています。
その由来は、味から来ているという説が濃厚。
甘くてホッとするキャラメルの味は、安心や癒しなどを連想させることから、こういった意味になったのではないかと言われています。
たしかにキャラメルは、疲れたときに食べると一息つける気がしますよね!
バームクーヘン
結婚式の引き出物でも使われるように、バームクーヘンは縁起の良いと言われています。
年輪のように時間をかけて幾重にもなっていることから、幸せが続くことをイメージさせます。
恋人や妻にも渡せる、とても良い意味が込められていますね!
固定化されやすいホワイトデーのお菓子の中では、メジャーではないバームクーヘン。
毎年同じものじゃ嫌だなぁと思っている方は、今年のお返しにバームクーヘンはどうでしょうか。
グミ
同じ意味であるマシュマロは「すぐに溶けるから」などの理由があるんですが、グミは…?というと、特にはっきりとした理由が見つかりません(-_-;)
・安っぽく見えてしまうから
・子どもっぽいから
などなどのイメージがそうさせているのかもしれません。
こどもはグミ好きの子って多いですし、小さい子向けのお返しにはとてもいいと思いますが、もし意味を知っていたら大変。
普段のおやつにはいいですが、お返しとしては避けたほうがいいかもです。
ホワイトデーのお菓子で意味が込められてないものは?
いろんなお菓子の意味を考えていると「めんどうくさい!」「もう嫌だ!」
いちいち気にしていると、選ぶだけでも本当に大変なんですよね。
ということで、特に意味が込められていないお菓子をまとめてみました!
・ラスク
・ドーナツ
・シュークリーム
・ケーキ など
それぞれいろんな種類があるので好みも選べますし、ギフトにできるものもたくさん。
相手がどう思うか考えながら意味が込められているものを渡すよりは、意味のないものを渡す方が楽ちんかもです♪
まとめ
義理チョコへのお返し:クッキー
本命、恋人へのお返し:キャンディー、マカロン、金平糖
友だちへのお返し:マカロン、キャラメル、マドレーヌ
妻、恋人へのお返し:バームクーヘン
※悪い意味があるものとして、マシュマロ、グミがあります。
ホワイトデーのお返しを考えている方はこちらも参考にどうぞ!
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