七五三の三歳女児の着物は嫌がるから着ないのはアリ?苦しくない着せ方はあるのか

女の子は特に、七五三はけっこう大きなイベントではないでしょうか。

男の子よりも、着物や髪形、小道具などが着飾りやすいですし、華やかです。

「七五三には、自分の娘に着物を着せたい!」

そういう方ってものすごく多いと思うんですね。

ただ三歳のときの七五三って、まだ赤ちゃん抜けしてないというか我慢できにくいというか。

着物であることを嫌がる子も多いと思います。

さてそんなときの七五三の衣装はどうしたらいいでしょうか。

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三歳の七五三に女の子が着物を着ないのはアリ?

なんとなく「七五三には着物」っていうイメージが強いです。

普段着物になじみがない方でも、だからこそこういうときには着せたいって思うんじゃないでしょうか。

でも三歳ってまだまだ小さくて、着物のように締め付けられるものを嫌がる子も多いんですよね。

七五三は着て終わりではありません。

移動の時間も含めると、早くても1時間、混雑していれば数時間着たまま我慢しないといけません。

グズグズするのをなだめすかしながら過ごすのか、できるだけ楽な衣装で機嫌よくいてもらうのか。

これは親次第ですが、無理をして着物にする必要はないかなと思います。

ハッピーノートの調査結果によると『女の子の七五三の衣装は?』という質問に対して

・和装:85%

・洋装:28.4%

・その他:0.8%

データ引用:ハッピーノートドットコム

このアンケートは3歳ママも7歳ママも混じっているので、三歳児だけに限定すればもうちょっと洋装の比率が増えると思うんですね。

わが家も今までに何回か七五三をやってきましたが、だんだんと洋装の子が増えてきたように思います。

小さい子を連れてのお出かけは大変。

しかも、母親もよそゆきの恰好ですし大変度はいつもよりも高いです。

子どもの「もう脱ぎたい」にイライラしながら過ごすよりは、楽な方法を選んだほうがいいんじゃないかと思います。

七五三の和装姿は写真館でも撮れる

お参りは洋装で行って、写真館で和装を撮るっていうのもよい方法かなと思います。

結局、きちんとした写真に残るのは写真館で撮った和装姿。

そうであれば着物でのお参りは7歳の七五三にとっておいて、三歳のうちは写真館だけ和装ってのも負担が少ないですよね。

七五三に三歳が着物を嫌がる!その理由とわが家の対処法

7歳になってもなお、着物を着せると子どもはブツブツ言うんですよね。

「きつい」「しんどい」「苦しい」

まぁそりゃそうだろう。大人だって、洋服に比べれば着物はそれなりにしんどい。

着物を着て七五三にお参りをさせたうちの子の意見を聞いて思うにですね

・足元まで生地があって歩きにくい

・腰できゅっとしめるので苦しい

これが「着物は嫌だ」ってなる大きな理由かなと思います。

だからこの部分を軽減することによって、少しは嫌がらなくなるんじゃないかと思います。

神社につくまでは草履をはかせない

慣れていないと歩きにくい草履。

事前にちょっと履かせてみるっていうのも重要なのかもですが、草履って時間がたつにつれて足が痛くなっちゃうんですよね。

足の親指と人差し指の間が、鼻緒にすれて痛くなります。

わが家では、車の中ではクロックスのようなサンダルを履かせていて、神社についてから草履を履かせました。

ちょっとは軽減される…かな。

足袋は伸縮性の高いソックスタイプを

本来は足袋って、綿で作れています。そこまで伸びなくて、ジャストサイズだと履くのが大変っていう。

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綿の足袋のほうが滑らないんですが、子どもの履き心地の良さはポリエステルのソックスタイプのほうがいいと思います。

最近はソックスタイプの足袋ってたくさん種類が出ていて

・柄がついているもの

・裏起毛になっているもの

いろいろあるので、子どもに選ばせてテンションをあげてもらうのもいいかもです。

腰をとめるのは紐ではなくゴムで

着物は、長さを調節して腰のところで生地をとめるように紐で結びます。

子どもの着物の場合は、すでに紐がついている場合もありますよね。

その紐だけで完了するのならいいんですが、もう一本使って止める場合。

紐を使うよりは、ゴムになっているコーリンベルトなどを使ったほうが着ている子が楽です。

紐はそれ以上伸びないですが、ゴムだと止めても伸びますしね。

伸縮すると動くのも少し楽ちんです。

七五三では被布を着るべき!絶対に楽になる!

三歳の女の子の七五三では着ることの多い被布。

これはですね、絶対に着たほうがいいです。

なぜって、着物を着るときに一番苦しいのって帯なんですよね。

作り帯の場合はまた違うのかもですが、普通の帯は締めるとけっこう圧迫感があります。

被布を着ると帯の必要はありませんし、上半身をガバッと隠すことができます。

多少の着崩れは気にならないってのもメリットですが、帯がなくて楽っていうのが子供には大きいはず。

かわいく帯を結ぶと華やかなんですけどね、小さいうちは被布にしておいたほうが無難かなと思います。

七五三の三歳の着物は苦しくない着せ方があるのか?

七五三の着付けはおそらく、美容院などに頼まれる方が多いかと思います。

その場合はできるだけ苦しくない着せ方をしてくれると思うんですね。

ですが自分で着せる場合や、慣れていない人が着せる場合。

(´・ω・`)「少しでも苦しくないような着せ方ってないのかな…」

子どもが楽ってことは、連れて歩く親も楽。

嫌がらずに着物でお参りするためには、いかに負担を少なくするのかっていうのが重要です。

私は着付けのプロではないので専門的なことはできないんですが、子どもの着付けをすることがけっこう多いんですよね。

以下、私が気を付けていることです。参考程度に。

紐を使うときは下にタオルを使う

紐でキュッと縛ってしまうと、肌に食い込んで痛くなります。

紐を使うときは、下にタオルを敷くと食い込まずに少し楽ちんに。

これは補正と同じように考えるといいのかなと思います。

浴衣の補正にタオルはどんなのが何枚?入れ方は?着崩れないポイントは
浴衣の補正にはタオルを使うとよく言われてます。でもタオルと言われても…。どんなタオルがいいの?何枚くらい必要なの?どうやって入れるの?などなど、浴衣の補正に使うタオルについてのまとめです。

子どもの場合は補正っていっても、必要なのは背中だけです。

お腹にたくさんのタオルは必要ないので、背中を中心に、お腹には薄くタオルを巻きます。

その上から紐を使うと痛くないんですが、ゴムベルトとかを使うともっと楽ちんです。

七五三の着物の一番下に着るのはステテコにする

着物は、「肌着を着て長襦袢を着て着物を着て」っていう三段階が一般的です。

七五三はきちんとした行事なので、三枚着ることが多いんじゃないかと思います。

んでですね、子どもの肌着の下半身はだいたい、腰巻きのようになってる場合が多いんですね。

一枚の布を、ぐるっと巻いているっていう感じ。

でもこういうタイプの肌着は、すごく歩きにくいんですよ。

ただでさえ足が開きにくいのに、もっと開きにくくなるっていうか。

できれば子どもの肌着は、巻くタイプのものよりもステテコのようなハーフパンツ型のもののほうがおすすめです。

足がさばきやすいっていうか、歩きやすくなります。

まとめ

私自身は着物派なので、「どうやったら着物を着てお参りに行けるだろう」ってとこから考えてしまいます。

が、和装なら写真館で撮ればいいだけの話だし、無理をしてまで着物にする必要はないのかなとも思います。

七五三の主役は子供!

でも、段取りを含めて裏で舵をとっているのはママじゃないでしょうか。

無理をしすぎないよう、素敵な七五三になりますように。

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