わが家のように、実家から離れて住んでいる場合、夏休みやお正月には帰省する家庭が多いはず。
「お正月のお年玉」と並んで、最近は「お盆のお盆玉」も登場しました。
私が小学生だった数十年前にはなかった概念ですね…!まさかお盆玉なるものが誕生するとは。
今年初めてお盆玉をあげようと思っている方もいるはず。
お盆玉の相場平均と、お金を入れるポチ袋やお金の入れ方についてのまとめです!
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お盆玉ってみんなあげてるの?金額の相場や平均はどれくらい?
お盆玉はお年玉の夏休みバージョン。
そのイメージが強いんですが、予想を裏切らず、その認識はほぼその通り。
お盆に田舎に帰省した子どもや孫、また祖父母にお小遣いをあげるという新しい習慣
引用:マルアイ https://maruai.co.jp/stationery/obondama-2017/
「田舎に帰省した」という点がお年玉とは異なり、帰省を出迎える立場である祖父母や親が渡すものとされているのが一般的。
一緒に暮らしている親から子どもへ渡すことはあまり想定されていないというのが、お年玉とは違う点ですね。
わが家の場合、「お盆玉」のことを聞いたのは私の母からが最初。
(‘Д’)「最近、お盆玉っていうのがあるらしいのよー」
世間の事情に疎い私の母が知っているくらいなので、知名度は徐々に上がってきているよう。
特に祖父母世代は、自分たちが渡すものらしいという自覚があるので、さらに関心があるのかもしれません。
あおぞら銀行の調査によると、「お盆玉を知っているか?」という質問に対して「知っている」と答えたのは
2016年:16.6%
2017年:28.9%
2018年:37.2%
2019年:41.5%
年々知名度が上がっていて、2019年には4割を超すほどに。
そのうち、お盆玉をあげる予定だと答えたのは33.5%。
知名度は上がってきているものの、実際に渡しているのはまだ少数派と言えるのではないでしょうか。
しかし別の調査によると
子供のおよそ3人に1人(37%)がお盆玉をもらっている。
久しぶりに帰省してもらったお小遣いを、お盆玉と表現しているというのもあるかもですね。
お盆玉の形をとらなくても、結局なんやかんやと祖父母には買ってもらってるので同じですね。
お盆玉はいくらあげる?相場の金額はどれくらい?
あおぞら銀行の調査によると、お盆玉の平均は6100円。
三井住友カードの調査によると、お盆玉の平均は9345円。
けっこう差があるうえに、子どもにとってはかなりの大金!
お年玉の平均値が5000円前後であることを考えると、もはや遜色ないほどの金額になっています。
おねだりされて買ってあげたものの金額も含まれているのかもしれませんが、祖父母の負担も大きくなりそう。
大人は、お店に「お盆玉」と書かれたポチ袋が売られていたり、ニュースで特集されていたりということで、お盆玉の存在を知る機会があります。
が、子どもはそれほどそういう意識はありません。
少なくとも、お盆玉の知名度ほどには「夏休みにお小遣いをもらえる」という意識はありません。
うちの子たちだって、夏の帰省で何かもらえるとは思っていませんし。
必要以上の金額はどうせ、親の手に渡って通帳の中に入っていきます。
おのおのが、子どもの年齢に相応と思える金額でいいと思います。
個人的には、2000円~3000円くらいのお小遣いで、子どもにとっては十分なのではないかと思います。
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お盆玉は誰にあげる?
前述したように、一般的には帰省した孫や子どもにあげるものとされていますが、明確なルールがあるわけではありません。
祖父母から孫というだけでなく、帰省のお礼として子から祖父母に渡すのももちろんOK。
ちょっとした気持ちの心づけなので、渡したいと思える人に渡すのが正解です。
ちなみにわが家の場合は、「お盆玉」という形では渡さないしもらわないです。
子どもたちは祖父母にお菓子やおもちゃを買ってもらうことがあるので、それはお盆玉になるのかも。
私たち家族の滞在費は、別途渡しますが、それはあくまで滞在にかかった費用を渡すだけ。
お互いに、どんなふうにお金を使っているかによって、渡し方も異なりますね!
お盆玉を入れる袋はポチ袋?お正月と同じでもかまわない
お盆玉はお年玉に比べると、イベント的には少し気軽。
「お盆玉」と書かれたポチ袋も販売されていますが、パパっと手作りしても問題ありません。
むしろポチ袋じゃないほうが、特別な感じがして嬉しく思うかもしれません。
折り紙でお盆玉のポチ袋を手作りしてみよう
わが家にもそうですが、私の実家もそう。
子どもがちょっとした間に遊べるように、折り紙がつねに数枚は置いてあるんですよね。
わざわざポチ袋を用意しなくても、折り紙を使って手作りしてみてはいかがでしょうか。
思っているよりも簡単に作れちゃいます!
手作りポチ袋1
手作りポチ袋2
硬貨用手作りポチ袋
硬貨用のポチ袋はいいですね!小さい子には硬貨で十分!
好きなお菓子を自分で選んで買えるだけでも嬉しいのではないでしょうか。
お盆玉のポチ袋は100均でも販売中!
お盆玉のポチ袋はもちろん、ダイソーやセリアなどの100均でも販売します。
お正月にも使えるような渡す時期を限定しないポチ袋もあれば、夏らしいデザインのものも。
「アイス代」
「夏のごほうび」
「すきなものかってね」
などなど、表書きもユニークなものがたくさん。
選ぶ楽しさもあるし、もらう楽しさもありそうですね!
金額に合わせて文言を選んでもいいですね!
お盆玉のお金はポチ袋にどうやって入れる?
お盆玉は、お金で渡す人もいればモノで渡す人もいます。
孫が欲しいと言っていたおもちゃを夏の帰省時に買ってあげれば、それがお盆玉代わりに。
お年玉ほどお金をあげるイメージが強いわけではないので、それほどカッチリとしなくてもいいかなと思います。
ただ裸で渡すのは味気ないので、前述したようなポチ袋に入れるといいですね!
きちんとした形で渡したいと思うのであれば、お年玉に準じると間違いありません。
・新札にする
・折りたたむ場合は3つ折りに
折りたたみ方には方法があって、以下の通り。
お札の顔を上に向けて置いて、3等分に。
左側から折って
顔を上にかぶせる。
このままの状態で袋に入れます。顔の面が袋表面側になるように入れてくださいね。
硬貨を入れる場合も、硬貨の表面が袋の表になるように向きをそろえるように入れるといいですね。
渡してから開封するまでの間にひっくり返ってしまうこともあるかもしれませんが、こういうのは気持ちなので大丈夫!
まとめ
お盆玉の知名度は高くなってきているようですが、体感的にはまだ周知されているわけではないかなという印象。
「渡してあげたい」「買ってあげたい」という気持ちがあれば、ぜひお盆玉をしてあげてください。
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