七五三は、幼少期の子どもの大きなイベントの一つです。
1歳を過ぎたころから、「いつお祝いをしようか」と考え始めるママも多いはず。
男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いをするのが一般的ですが、数え年や満年齢など悩む点もあるんですよね。
特に12月生まれや早生まれの子は、いつの時期にするのが一番良いのか迷うのではないでしょうか。
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12月生まれや早生まれは七五三をいつやるのが正解?数えか満年齢か
七五三をする時期については、「数え年がいいの?満年齢がいいの?」が最初の悩みポイント。
数え年:生まれた年を1歳とし、新年(1月1日)を迎えると一つ年をとるという考え方
満年齢:生まれた時を0歳とし、誕生日ごとに一つ年をとるという考え方
ご存知の通り、今、一般的に使われているのは満年齢。
ですが、古くからの伝統行事である七五三は、数え年で行われていました。
そのため今でも、「慣習通りに数え年でするか、現在の一般的な満年齢でするか」という悩みポイントが生まれるわけですね。
「数え年か満年齢か」はしばしば意見が出るところではありますが、最近では「どちらでもいい」が主流。
子どもの性格や家族の日程、状況によって、やりやすいほうでやればいいんじゃない?というのが、現代の七五三の考え方ではないかと思います。
さてですが、通常通りに考えると「あれ?」となってしまうのが、12月生まれや早生まれの子。
まずは、それぞれの子の満年齢と数え年を確認してみましょう。
12月生まれの子の七五三の満年齢と数え年
七五三を行う日程は、11月15日というのが一般的。
すると、11月16日以降、12月末日までに生まれた子はまだ、誕生日が来ていないんですよね。
満年齢 | 3歳 | 5歳 | 7歳 |
---|---|---|---|
数え年 | 1歳 | 3歳 | 5歳 |
満年齢で七五三を行うときは、もちろん3歳・5歳・7歳で行います。
このとき、11月15日までに誕生日が来ている子よりは、1年後に七五三を行うことになります。
数え年の場合だと、12月生まれの子は翌月1月にはもう2歳に。
生まれたときが1歳として考えられるので、生後1か月足らずでもうすでに2歳になっちゃうんですね。
そのため、1歳のときに3歳の、3歳のときに5歳の、5歳のときに7歳の七五三をすることに。
早生まれの子の七五三の満年齢と数え年
早生まれというのは、1月1日~4月1日までに生まれた子どものこと。
学校では一つ上の学年に組み込まれます。
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満年齢 | 3歳 | 5歳 | 7歳 |
---|---|---|---|
数え年 | 2歳 | 4歳 | 6歳 |
満年齢で行う場合はそのまま、3歳・5歳・7歳で。
ただこの場合、学校の同級生とは同じ年には七五三ができず、翌年になります。
数え年だと、それぞれ一つずつ小さい2歳・4歳・6歳で。
数え年で七五三を行うと、満年齢で七五三を行う同級生と同じ年にすることができます。
12月生まれの数え年の七五三は現実的ではない気がする
さて、七五三の時期について一番頭を悩ませているのは12月生まれの子のママではないでしょうか。
生まれた翌月に2歳換算される数え年には、衝撃を受けますよね。
前述の表にあるように、12月生まれの場合、3歳の七五三は1歳、5歳の七五三は3歳、7歳の七五三は5歳という、一般的に見れば非常に早い年齢での行事になります。
もちろん1歳とはいえ、翌月には2歳になる子。
できないことはないかもしれませんが、この時期の数か月は成長が非常に進みます。
おそらく、パパやママの負担も大きいのではと思います。
2歳間近の子が、果たして着物を着られるのか?
着慣れない衣装で、神社の参拝をおこなうことができるのか?
子どもによっては問題なくできちゃうのでしょうけど、うちの子なら多分無理でした。
もし不安に思う部分があるのなら、満年齢で行ってもまったく問題ありません。
家族の状況に合わせて、子どもの成長に合わせて、柔軟に日程を決めるといいかなと思います。
12月生まれなら七五三を3歳11か月でも2歳11か月でも可
七五三を行う年齢は、定められているわけではありません。
正式な方法にとらわれなくても、お参りをしやすい状況のときに行えばそれでOK。
12月生まれの場合は、満年齢だと3歳11か月で3歳の七五三。
ですが少し早めて、2歳11か月で1年早く七五三を行うのでもいいですね!
そんな時期の晴れ姿を写真で残せるのは魅力的!
参拝や会食なども含め、親も子供も楽に七五三が行えます!
3歳前のかわいい姿を残すもヨシ、4歳前のしっかりとした姿を残すもヨシ。
どちらにもメリットとデメリットがあります。
3歳前だと、赤ちゃんのかわいさもあるけどイヤイヤ期とぶつかる可能性もありますしね。
4歳前だと赤ちゃんぽさはなくなりますが、しっかりと歩くことができそう。
夫婦でしっかりと話し合って、どちらにするか決めてくださいね!
まとめ
早生まれの子ももちろんですが、12月生まれの子は特に、いつ七五三をするかで迷いがちです。
今は昔ほど年齢を気にする必要はないので、ご家庭でやりやすい時期や年齢を選べばOKです!
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