賛否両論ではやや「否」が勝っている、そんなポジションのお盆玉。
自分が積極的に子どもにあげるかどうかは別として、夏の帰省の際に祖父母や親せきから手渡されることだってあります。
今はお盆玉という名称がついているのでちょっとした義務感がありますが、昔から、たまに会った子どもへのお小遣いってよくあることでしたもんね。
さて、自分の子どもがもらったお盆玉のお礼やお返しは必要?
気になるお盆玉をもらったときのマナーについてまとめてみました!
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お盆玉を祖父母や親せきにもらったときのお礼は必要?
「お礼」「お返し」同じ意味で使われることも多いですが、ここでの「お礼」は「お礼を言う」の「お礼」
いただいたものに対してはもちろん、親からも子どもからもきちんと「ありがとう」のお礼を言うようにしましょう!
お盆玉は、お年玉のようにお金をもらうこともありますが、おもちゃや本などのモノをもらうこともあります。
祖父母や親せきと一緒に買い物に行ったときに、子どもが欲しがっていたものを買ってもらうということもあるのではないでしょうか。
そんなときでもやはり、子どもと親両方からのお礼が必要です。
うちの子でもときどきあるんですが、祖父母や親せきに子どもだけ遊びに連れて行ってもらうことがあるんですよね。
親がいないときに何かを買ってもらって、子どもがそれを報告し忘れてしまったというケース。
あとから「そんなの買ってもらったの?早く言ってよ!」というやつですね。
夏の帰省では、祖父母も孫に会うことを喜んでくれるし、いとこ同士での話も弾んで楽しいことも多いです。
何かをもらったとき、何かしてもらったとき、親に報告するのを忘れないように子どもに伝えておくことが必要です。
お盆玉のお返しは祖父母や親せきに必要?
お盆玉は比較的最近になって登場したものなので、まだ明確なマナーやもらったときのルールがあるわけではありません。
ですので基本的には、お年玉と同じように考えればいいのではないかなと思います。
一般的に、お年玉やお盆玉のように、大人から働いていない子どもに渡すものに関してはお返しがいらないとされています。
これは、入学祝いにお返しがいらないのと同じ理論ですね。
必要なのは子どもからの「ありがとう。嬉しい」の言葉と、親からの「ありがとうございます。」のお礼。
祖父母の場合はそれでいと思うんですが、もらった相手に子どもがいる場合や、自分と同世代の人からもらった場合はまだ少し別かなと思います。
お盆玉をもらった相手に子どもがいる場合
お年玉と同じく、お盆玉もまた持ちつ持たれつ。
自分の子どもがお盆玉をもらったのであれば、相手の年齢に応じた金額をお返しするべきかなと思います。
親同士が仲が良ければ事前に話し合って金額を合わせるものですが、そうでない場合は、もらった金額を確認してから。
相手の子どもが自分の子よりも年齢が上であれば、少し色をつけてお返ししてもいいですね。
どちらにしても、一度お盆玉の交換の前例ができたのであれば、翌年以降も同じように交換が始まるかと思います。
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来年のお盆玉は「もらってから返す」ということがないよう、こちらからも準備しておくようにしましょう。
お盆玉をもらった相手に子どもがいない場合
お返しをするかしないかの基準が難しいですが、私なら、祖父母以外からもらったお盆玉に関してはおそらくお返しをするだろうと思います。
お年玉にしてもお盆玉にしても、最終的には、渡した金額ともらった金額がトントンくらいにするのが理想だと思うんですよね。
子どもの年齢は違っても、トータルしたら収支の合算は0に近づくようにするべきじゃないかと。
収支のベースになるのは、もちろん親のお財布です。
お盆玉が始まったのは最近のことなので、もう子どもが自立しているような親戚に関しては、わが家がもらう一方になってしまいます。
もしかしたら祖父母の世代でトントンになっていないからいただけるのかもですが、そこまで考えると大変ですしね。
子どもがいないいとこにもらった場合なども、今後どのようになるか分からないので、それまでは1年ごとにトントンにしておきたいところ。
お金でお返しをするのは不自然だし、できるだけ「お盆玉のお返し感」をなくして渡したいもの。
お気に入りのお菓子などを、「美味しかったからぜひ食べてほしくて」と渡すかもです。
わざわざ後から送る必要がないし、とても自然にお返しができます。
誰にも渡さなかったときのことを考えて、自分の好きなお菓子にすると無駄になりません♪
お盆玉のお返しの品は何がいい?気軽に渡せるおすすめ紹介
本来はお返しのいらないお盆玉ですが、もらいっぱなしだとしっくりとしないこともあります。
見返りを求めてくれたわけではないので、高価すぎるものは恐縮させてしまうし、安すぎるものは恥ずかしい。
ちょうどよい金額は、もらったお盆玉の3分の1~半額ほどではないでしょうか。
全額のお返しは「あげた意味がない」と思われるかもしれないので、半額以下におさめるようにしましょう!
お盆玉のお返しの定番はお菓子
お返しの品として定番なのは、やっぱりお菓子。
詰め合わせなら500円から高いものなら1万円近いものまで、細かい値段設定が可能です。
・小分けできるもの
・日持ちするもの
を基本に、相手の世代に合わせて好みそうなものを選ぶようにしてみてはいかがでしょうか。
近くに気に入っているお菓子屋さんがあれば、「ここの○○が好きで、ぜひ食べてほしくて」と口実も簡単。
好きなお菓子のメーカーや、子どもが気に入っているお店があれば、そこで調達してもいいですね!
帰省先から自宅に戻ってきて宅配便となると、少しおおげさになりすぎることも。
いただいた金額によってはそれでもいいかもしれませんが、平均的な金額なのであれば、帰省中にお返しを用意できると楽ちんです。
相手のライフスタイルに合っているものを探す
「相手に合わせて選ぶ」っていうのが一番難しいことではあるんですが…。
独身の方なら、飲み物の詰め合わせやお取り寄せグルメのようなものを好むかもしれません。
若い夫婦なら、お酒も一緒に楽しめるかもしれません。
自分が口にしてリピートしたいと思ったものを選ぶとなお、渡しやすくなりますね♪
まとめ
わが家はまだ「お盆玉」という形でもらったことはないんですが、だんだんとイベントのようになっていくのかもしれません。
なんとなく親のお財布の中を交換しているだけのような気もしますが、きっと子どもにとっては嬉しいんでしょう。
「お盆玉はいくら渡すの?」渡す金額についてはこちらをチェックです!
https://ameno-ato.com/4327.html
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