毎年、9月の第3日曜日は敬老の日。
孫から祖父母に、いたわりの言葉をかけたりプレゼントを渡したりというのが定番ですね!
(‘Д’)「何も用意してない…電話だけでも大丈夫?」
遠方に住んでいるから会いに行くこともできないし、プレゼントの用意もない。
電話だけなんてダメ?と迷っている方も多いのではないでしょうか。
敬老の日に電話で言葉のプレゼントについてまとめてみました!
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敬老の日のプレゼントが電話だけってダメ?
・まだ学生だからプレゼントを買うほどの余裕がない。
・渡そうと思ってたけどすっかり忘れてしまっていた。
いろんな理由があると思いますが、「敬老の日のプレゼントが電話だけ」
これはまったく問題ないかと思います!
祖父母にとっては、孫が自分たちを気遣って電話してくれたというそれだけで、十分に嬉しく思ってくれることと思います。
小さいうちは孫と祖父母の距離感ってものすごく近いです。
一緒に遊んだり少し預かってもらったり、長期休みのたびに帰省をしたり。
ですがだんだんと年齢を重ねるにつれ、会いに行くことが難しくなってきます。
寂しく感じることはあるけど、それはとても自然なことで、成長するってそういうことなんですよね。
私自身、自分の祖父母とは疎遠で、敬老の日に何かをするのはいつも私の両親でした。
きっと「孫たちも、元気かな?って言ってるよ」みたいに、気遣っていたんだと思います。
敬老の日に何かしたことなんて、記憶する限り1つもありません。
比べる相手がいないから分からないけど、私みたいなのって少数派ではないと思うんですよ。
むしろ、大きくなったら祖父母に何かをする人のほうが少ないんじゃないかと思います。
そう考えると、敬老の日を意識して「電話だけでもしようか」と思っている時点ですでに、とても優しいです。
そういう気持ちは、きっと祖父母に伝わるはず。
孫からの一言は、自分が思っている以上に価値が高いです。
他人からの「ありがとう」と孫からの「ありがとう」はまったく別物で、祖父母の気持ちを一瞬で和らげてくれます。
スマホや携帯を持っていれば写真を送ってあげるのも
おじいちゃんやおばあちゃんがスマホや携帯を持っているのであれば、自分の写真を送ってあげるのもいいですね!
友達と仲良く笑っているところや学校や職場で撮った写真など、今どんなふうに過ごしているのかが分かるものを送ってあげてください。
きっととても喜んでくれます。
もしビデオ通話ができるツールを持っているのであれば、顔を見ながら話をしてもいいですね。
あれってちょっと気恥ずかしいので私は苦手ですが、孫からだったら嬉しいだろうなぁと思います。
敬老の日の電話の内容はどんなのがおすすめ?
日本人にとって「敬老の日」って実はとても難しくて、高齢者扱いのイメージが抜けきらないんですよね。
だから、何歳から敬老の日を祝うのかっていうのは、繊細なさじ加減が必要であることも。
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ちなみに私の母はもう70歳を超えているんですが、いまだに敬老の日には抵抗があるみたいなんですよね。
「まだ病気もしてないし歩けるのに、高齢者扱いしないで!」と。
だから私も私の子どもも、敬老の日を名目に何かをしたことはありません。
何が基準になるのか、難しいから触らないでいようっていう。
祖父母がどのように思うタイプなのかは分からないですが、どんなふうに思っていてもおすすめな電話の内容は
・近況報告(最近○○してるよ)
・安否確認(元気にしてる?)
敬老の日だからだって気が付くかもしれないし、気が付かないかもしれない。
それはどっちでも良くて、一番大切なのは「おじいちゃんとおばあちゃんをいたわる気持ち」が伝わること。
敬老の日はそのきっかけというだけなので、それだけで大丈夫です。
敬老の日に電話で言葉のプレゼント例文集
とはいうものの、長い間会っていないと会話が続かないんじゃないかと不安になるものです。
祖父母と電話で話すときの言葉選びや例文をまとめてみたので、ぜひご活用ください。
敬老の日の電話の近況報告
「近況報告」と書くと仰々しいですが、身近な出来事を話せばそれでOK。
・学校の友だちのこと
・テストのこと
・部活やサークルのこと
・バイト先のこと
・仕事のこと
なんでもないような小さなことでも、優しくうなづきながら聞いてくれると思います。
「最近、学校で○○を習ってるよ。でもすごく苦手なの。」
「部活で○○に入ったよ。すごく上手な子がいてかっこいいんだよ。」
「テストがあってね、あんまりいい点数じゃなくて怒られちゃった。」
「バイトで○○してるの。こんなお客さんが来たよ。」
「新しい友だちが○○な子なんだよ。今度写真見せてあげるね。」
「仕事が忙しくて、自炊できなくなっちゃった。」
「仕事の先輩で憧れてる人がいるんだよ。」
「最近、○○を食べたよ。知ってる?」
「昨日○○に行ったよ!○○がキレイだった!」
親には言えないことでも、祖父母になら言えることもありますもんね。
敬老の日の電話の安否確認
せっかく電話したのだからぜひ、おじいちゃんやおばあちゃんの様子をしっかり確認しておきましょう。
年をとると、日常生活でも困る場面があります。
体調のこと、最近何をしているか、困っていることはないか、さりげなく聞いてみるといいですね!
「最近は何してるの?」
「なかなか会えないけど元気にしてる?」
「元気だった?」
「○○してるって聞いたけど、最近も続けてるの?」
「今年も○○に行ったの?」
電話が恥ずかしければ手紙でもOK
「やっぱり電話で話すのも気恥ずかしい…」
そんな場合はもちろん手紙でもOKです!
気持ちのこもった手紙は、おじいちゃんやおばあちゃんの生きる活力にもなります。
何を書けばいいか分からない場合は、こちらも参考にどうぞ。
まとめ
敬老の日に何をするかに答えはなく、なんなら「なんでもいい」が正解です。
自分の一言が誰かの生きる力になることなんて、本当ならほとんどありえないこと。
でもそれが普通に起こるのが、祖父母と孫の関係です。
ぜひぜひ温かくて優しい言葉をかけてあげてくださいね。
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