父の日は年に一度、父親に感謝の気持ちを形にして贈る日。
いろんな場所で父の日イベントが行われてますし、デパートでも父の日プレゼントの特設会場があったりもします。
でも、自分に子どもが生まれて少しづつ成長するにつれ、もちろんだけど父親も年をとる。
私の父は、3月末、いつもなら春休みの帰省中で楽しく遊ぶはずだったのが、入院することに。
どうやら長期入院になりそうで、一時退院はあるものの、父の日どころか年越しまで続きそうです。
そんなとき、病気の父親に何を贈れば喜んでもらえるのか。考えているところです。
スポンサーリンク
父の日に入院中のお父さんにプレゼントは何を贈る?
「入院中」といっても、体調の具合は人によってさまざま。
普通にプレゼントを贈れる場合もあれば、そうはいかない場合もあります。
比較的元気な状態で食事の制限などもないのであれば、一般的な贈り物でもいいと思うんですね。
父の日の定番であるお酒などはムリだと思いますが、お菓子など、同じ病室の方と分け合えるものでもいいかもしれません。
ただ、そうではない場合。
わが家の場合が当てはまるわけなんですが、
・食事制限がかなり厳しいので、口にするものはすべてNG。
・衣服についても病院指定のものを着るので、渡してもすぐに着ることは不可能。
体調によっては談話室での面会が可能ですが、それ以外は病室で寝たままでという状態。
子どもは病室内に入ることができず、病室内に持ち込むものは事前チェックしてもらう必要があります。
そういう状態でも、やっぱり父の日は何かしてあげたいと思うんですよね。
というよりも、そういう状態だからこそというか。
できるだけ病室にいる時間を心地よく過ごせるように、和らいだ時間を過ごせるように。
金額とかではなく、「父親が今の状態を、いかに快適に過ごせるか」というのがテーマです。
以下、私が候補にしているものです。
写真や絵などを見やすくまとめたもの
うちの場合は子どもがいるので(父にとっては孫)、子どもの写真をまとめてアルバムにしてみようかなと思います。
父が好きな小説にしてみようかとも思ったんですが、活字を読むのが辛いときってあるみたいなんですよね。
「読む気力が出ない」ってときもあるみたい。
そんなときでも、写真や絵なら気軽に手に取れるんじゃないかと思っています。
アルバムの場合は、市販されているものの中でも小さめのサイズのものを。
体力が低下して、大きいアルバムだと手元に持ってくるのに疲れるかなと。
要所要所に子どもが書いた絵などを入れても、フッと笑えるかもしれない。うちの子、絵が下手なので。
最近では多いフォトブックもいいかなと思ってます。
写真の横にメッセージを入れられるものもあるので、「お父さんへ」という体にできそう。
そういうの、ちょっと照れくさいんですけどね。
病室内で使える実用的なもの
これはですね、私が実際に入院した経験があるわけではないので、推測の範囲を超えるものではないんですけど。
病室にお見舞いに行ったときに、不便そうかなとか地味だなと思ったものの中から。
スポンサーリンク
ヘッドフォン
行くまでは分からなかったんですが、病室の中にはかなり静かな部屋もあるんですよね。
私の入院経験は出産のときのみで、みなさんワチャワチャとしていたので大部屋は騒がしいっていうイメージがあったんですけど。
父親の入院している部屋は、常にシーンとしてるんですよね。
治療中の方ばかりなのでそりゃそうだって話ですが、体調のいいときでもテレビを見るときにはイヤホンをしなきゃなんですよね。
でも、イヤホンってずっとしてると耳が痛くなるじゃないですか。
なんかこう、異物感が大きくなるというか。
そんなとき、多少かさばりはするものの、耳が痛くなりづらいヘッドフォンがあれば楽かもって思いました。
退院したら使わないでしょうけど。
コップ
食事が制限されていて、お見舞いで持って行くこともできない病室内。
お箸やフォークは病院のものを使いますしね。パジャマもそうです。
そんな中、病室にある数少ない私物がコップです。
水を飲むときに使うから、基本的には自分のスペース内に置いておけるんですね。
でも入院って、けっこう急に決まることも多いです。
うちの父も急にだったので、きちんとしたものを揃える余裕もなく、使っているのはプラスチックのあまりキレイではないやつ。
陶器のものは重くて使い勝手が良くないかもしれないですが、父の日感を出せるアイテムでもあります。
贈り物という値段ではないでしょうけど、毎日手にするものなので意外といいのかも。
タブレット
これはちゃんとネット接続できる状態にしたものを。
父はスマホも使ってなくて、インターネットってほぼしない人だったんですよ。
新聞やテレビが、情報収集のメインです。
でも病室でテレビを見るのにはいちいちお金がかかるし、新聞は買いに行かなきゃいけない。
娯楽があまりにも少ないんですよね。
タブレットが1台あって使い方さえ分かれば、入院生活がかなり楽になるかも。
スポーツニュースも見れますしね。
父の日のメッセージを手紙にして病気の父に贈る
普通の父の日には、私はあまり手紙って書かないんですよ。
メッセージカードに「ありがとう」とか「THANKS!」とか書いてあるものを渡すことはありますけどね。
なんかこの年になって、父親に手紙とか照れるなーと思って。
でも今回初、子どもと一緒にメッセージを手紙にして贈ってみようかなと思ってます。
手紙を書く動機はですね、ただ一つ「早く元気になってよ!」です。
言っちゃいけないってよく聞きますけど、こちらの要望はもう「がんばって!」「元気になって!」のみですよね。
その気力の一因になればいいなって思うのです。
ですが病気のことに触れるつもりはなく、子どもの普通のお手紙に付け足すような感じにしようかなと思ってます。
だって、やっぱり照れるんだもん。
父の日に病気の父へ贈る手紙の文例
(第二子)ちゃんは、〇〇をしてます。
来年は〇〇に一緒に行きたいそうなので、よろしくおねがいします。
ちょっと、とりとめなさすぎでしょうか。
また近々会いに行くので、気を詰めすぎないようにね。
文面短すぎか?
お母さんのことは心配せず、お父さんの代わりに私がそばについときます。
あまり気を詰めすぎないように、ボチボチとがんばっていきましょう。
父が気になっているのはやっぱり、家のことや母親のことかなと思ってます。
そのあたり、口で言うのは恥ずかしいんですが、手紙にするともっと恥ずかしいっていう。
「早く元気にならねば!」と気を負って欲しくはないし、私の気持ちを負担に感じてほしくもない。
結果、差し障りのないことだらけになってしまいますが。
伝わるか?きっと伝わってくれるだろう。
早く元気になればいいのになぁ。
スポンサーリンク