進級や進学のある春は、子どもたちにとって節目となる季節。
特に進学がある子にとっては、新しい環境へと向かうお祝いごとの季節でもあります。
友人や親せきの子が入学したときにのが渡す入学祝いですが、ついつい渡すのを忘れてしまうことも。
「もう入学しちゃった!」「こんなに遅れたら渡すのは失礼かも…」
こんなふうに悩んでしまっている方必見!入学祝いを渡すのが遅れてしまったときの対処法です。
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入学祝いを渡すのはいつ?遅れてしまったら渡さないほうがマシ?
一般的に、入学祝いを渡す時期として最適なのは、3月初旬から中旬にかけて。
入学や進学をするときは、何かと準備にお金がかかるもの。
その費用の一部として使うことができる時期に渡すと、喜んでもらえることが多いです。
遅くても入学の一週間前までに渡せるといいと言われています。
進学先が確実でない場合や第一希望に合格しなかった場合などは、こちらを参考にしてみてください。
さて、こんなふうに事前に対応をするためには、かなりきちんと先方の予定を把握しておく必要があります。
近くに住んでいたり同居していたりすれば可能かもしれませんが、なかなかそれって難しいです。
日々の忙しさに入学祝いを忘れてしまうことだってあるし、うっかりしてしまうことだってあります。
入学祝いを渡すのが遅れてしまうことって、それほど珍しいことではないんですよね。
ですが、渡す側としては「遅れてしまったら失礼ではないか」「マナー違反ではないか」「それくらいなら渡さないほうがいいのではないか」
考えてしまうところではありますが、もらう立場としては、いただく時期についてそれほど考えてはいないのではないかと思います。
入学祝いはどれだけ遅れてもOK!時期が違ってももらうと嬉しい
わが家の長女がこの春、中学校に入学しました。
受験をして入った中学校なので、初めてきちんとした入学祝いをしたんですよね。
双方の両親からは3月下旬までに入学祝いをいただいたんですが、お互いに送りあっている姉からの入学祝いは届かず。
と言っても、届いていないことに気が付いたのは、姉から「遅れてごめんね」という電話とともに送られてきた入学祝いを見たとき。
それまでは、姉から入学祝いをもらっていないことにも気が付いていませんでした。
姉からの入学祝いは、入学式後にいただいたので時期としては遅いです。
ですが子どもを含め、私たち家族で遅れたことを気にする人は誰もいませんでした。
むしろ、祖父母以外の人が祝ってくれることが純粋に嬉しくて、ありがたく思いました。
じゃあ例えばこれが、数か月遅れてしまって、もらったのが夏休みの頃だったら?
そう想像してもやっぱり、ありがたいなと思うだけで「失礼だな」とは感じないと思います。
これって、もらう立場にいる多くの人が同じ意見のはず。
自分の子どもの入学を祝ってくれているのだから、いただく時期に不満を持つ人なんていないです。
だから、入学祝いを送りたい気持ちがあるのなら、時期が遅れたことなんて気にせずに渡してあげるといいかなと思います。
そのときはきちんと謝るようにするといいですね!
入学祝いを渡すのが遅れたら手紙やメッセージは添えるべき?
直接会って手渡しできるのであれば、本人に「遅れてごめんね」と一言添えてあげてください。
もし遠方に住んでいるなどで郵送で渡す場合には、手紙やメッセージカードを添えると丁寧だなと思います。
ただこれにしても、電話で「遅れてごめんねー」と気軽に言える相手であれば、形式ばった手紙は必要ないのではと思っています。
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わが家が姉から入学祝いをもらったとき、「忙しくてつい遅れちゃった!ごめん!」で別に何も悪い気はしなかったですしね。
どんな形で遅れたことを詫びるのかは、相手との関係性によって変えていけばいいのではないかと思います。
入学祝いは、子どもへのお祝いでありながら親同士の関係によって送られるものでもあります。
友人の子どもに送る場合などはまさにそうですね。
子どもとの関係ではなく親同士の関係で渡す場合は、メッセージカードに子どもへの一言があるとより丁寧に。
親へは電話で、子どもへは手紙でというふうにすると、スマートかもしれません。
入学祝いを遅れて送るときに添える手紙やメッセージ例文
では、遅れて渡す入学祝いに添える手紙やメッセージカードには、何を書けばいいのでしょうか。
例文の紹介です!
堅苦しいものからくだけたものまで、いろいろなものを紹介しますので、相手に応じて参考にしてみてくださいね。
メッセージにぜひ入れておきたい内容は
・遅れたことを詫びる言葉
基本的にはこの2つ。あとは自由に書けばいいかなと思います。
また、入学はお祝いごとなので、「忌み言葉」と呼ばれる縁起の悪い言葉を入れないようにするのがマナー。
結婚や出産のときのように慎重に考える必要まではありませんが、自分が言われたら嫌だなと思うことは避けるようにしましょう。
一例をあげると「取り消し」「落ちる」「辞める」など、今後の不安や先行き不振をイメージさせるものは避けたほうが無難です。
気心の知れた相手へのメッセージ例文
入学おめでとう。
お祝いを送るのが遅くなってごめんね。
今度、学校の話をたくさん聞かせてね。
○○ちゃん、入学おめでとう!
もっとはやく渡したかったのだけど、お祝いを渡すのが遅れてごめんなさい。
楽しく元気に通ってください。
入学おめでとう。
もう学校にも慣れて、お友だちと楽しく通っている頃でしょうか。
もっと早くお祝いするべきだったのに、遅れてしまってごめんね。
新しい学校の話を、またたくさん聞かせてね。
○○学校入学おめでとう!
入学式の写真を見せてもらいましたが、とても似合っていてかわいかったです。
本当ならもっと早くお祝いを渡すべきだったのに、遅れてしまってごめんなさい。
○○ちゃんの学校生活が、楽しく充実したものであることを祈っています。
○○ちゃん、入学おめでとう!
本当は入学式の前にお祝いを渡したかったのだけど、遅くなってしまってごめんなさい。
もう授業にも慣れて、部活に忙しくしている時期でしょうか。
楽しく元気に学校生活を送ってください。
目上の人などに送るメッセージ文例
ご入学おめでとうございます。
元気に学校に通われているとのことで、何よりです。
お祝いの気持ちを込めて、本日○○を送らさせていただきました。
心ならずも、お祝いが遅れてしまい申し訳ありません。
充実した学校生活を送られることをお祈りいたします。
ご入学おめでとうございます。
本来であればもっと早くお祝いするべきところ、遅れてしまい申し訳ありません。
心ばかりではありますが、お祝いの品を送らさせていただきました。
気に入っていただけると幸いです。
ご入学おめでとうございます。
もっと早くにお祝いをするべきところですが、心ならずも遅れてしまいすみませんでした。
もう学校には慣れて、楽しく通っている頃でしょうか。
○○ちゃんのことなので、充実した学校生活を過ごしていることと思います。
また新しい学校での話を聞かせてください。
まとめ
会社の取引先や目上の方へだとまた違うのかもしれませんが、友人や親せきへの入学祝いであれば、時期が遅れてしまってもそれほどマナー違反にはならないのではと思います。
大事なのは、祝う気持ちを相手に伝えること。
遅くなったことを一言詫びさえすれば、相手方も嬉しく思ってくれるはずだと思います。
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