名古屋市市政資料館は、東区白壁にある国指定の重要文化財です。
街中にいきなりバロック調の建物が登場するので、わりと衝撃的な光景です。
「煉瓦造りとしては最後の大規模な近代建築」ということで、ドラマや映画のロケ地として活用されることも多いんですよね。
さて、わが家からは遠路はるばるなんですが、子どもを連れて市政資料館に見学に行ってきました!
建物の写真や駐車場情報などなど、詳細レポです!
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名古屋市市政資料館の基本情報
名古屋市市政資料館は、大正11年(1922年)に控訴院・地方裁判所・区裁判所として建設されたもの。
現存する最古の控訴院建築ということで、昭和59年に国の重要文化財として指定されています。
今は公文書館として、行政文書や資料を保存公開しています。
ですが私たちのような一般的な観光客にとっては、資料閲覧ではなく建物の雰囲気を味わいに行くことのほうが多いのではないかと思います。
だって、このネオバロック様式の外観は、やっぱりとても壮観ですし。
基本情報はこちら。
電話:052-953-0051
開館:午前9時~午後5時
休館:月曜(休日の場合はその直後の平日)、毎月第3木曜(休日の場合は第4木曜)、12月29日~1月3日
入館料:無料
名古屋市市政資料館の駐車場
入館料も無料なんですが、駐車場も無料です。
駐車場は市政資料館の西側にあります。
利用時間は、市政資料館の開館時間でもある9時~17時まで。
時間になると閉門されるようなので、ギリギリの時間に行こうと思っている方は注意です。
気になる混雑具合ですが、この点はあまり気にしなくてもいいんじゃないかなと思います。
わが家が行ったのは、長期休み中の日曜日の昼下がり。
通常であればそこそこの混雑具合でありそうな日程ですが、駐車場はこんな感じ。
全部で12台しか停められないような小さな駐車場なんですが、難なく停められる状態。
気候のいい時期でこれなので、よほどのことがない限りは大丈夫なんじゃないかと思います。
名古屋市市政資料館は小さい子連れでも大丈夫?
名古屋市市政資料館は、ベビーカーや車いすでも見学できるようにバリアフリー対応しています。
建物の入り口はスロープがあり、中はエレベーターがあります。
階段の雰囲気がいいのでその写真が撮りにくいのは残念ですが、中の見学に関しては、「上の階に行けない!」っていうことはないのではと思います。
ちなみに、授乳室もあり。
お湯やシンクなどの設備はありませんが、最低限のことをするには十分です。
広いスペースなので、兄弟姉妹と一緒に入ることもできそう。
また、市政資料館の外はゆとりのある広場のようになっています。
ベンチがいくつか置いてあって、そこに座ってお弁当を食べている人も。
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建物の見学に飽きてしまったら、外で休んだり軽く遊ばせたりしてもいいかもしれません。
また、名古屋城や名城公園も近いです。
名古屋市市政資料館は子どもが1日遊べるような場所ではないので、近場で組み合わせて遊ばせるといいかもしれないですね!
映画やドラマのロケ地にも!名古屋市市政資料館は中も見ごたえあり!
重厚な見た目から、名古屋市市政資料館はロケ地として使われることも多い場所。
一例をあげると
・花より男子2リターンズ:大河原滋の実家として
・官僚たちの夏
・謝罪の王様:法廷シーン
・午前0時、キスしに来てよ
私の世代としては、花より男子ですね!
今回市政資料館に行くときも「よし!大河原家に行くか!」ということで、決まりました。
中の地図はこのような感じ。
2階建ての建物で、順路に沿ってグルっと回りながら見る感じ。
定期的に展示なども行われています。
余談ですが、お手洗いが非常に多いです。どこからでもけっこう近くにあるので、子連れの方はありがたいんじゃないかなと思います。
さて、市政資料館の中でももっとも印象的なのは、正面階段ではないかと思います。
重厚感のある階段。
この階段は『午前0時、キスしに来てよ』の主演のお二人が写真を撮っておられましたね!
わが家が行った日も、名前までは分からないですが、著名人の方が写真撮影に来ていました。
ものすごく雰囲気のある感じ。
2階にはいろんな部屋があるんですが、人形を置いてくれていたりしてそれっぽい雰囲気にしてくれています。
法廷もあったんですが、こちらが『謝罪の王様』で使われた場所なのだとか。
名古屋市市政資料館の牢獄
名古屋市市政資料館の地下には、なんと独房などの牢獄も!
地下なので光が入り込まず、暗く湿った雰囲気がなんとも牢獄っぽい。
雑居房と独房があり、中をしっかり見ることができます。
ちょっと怖い雰囲気なんですが、子どもたちはけっこう喜んでくれます。
子どもとグルっと回って約1時間くらいでしょうか。
自由研究などに使おうと思っている子が、しっかり見て回っても2時間あれば十分かと思います。
資料を確認したいのであれば、もう少し時間がかかるかも。
まとめ
最近ではあまり見ることのできないネオバロック様式の建物。
駐車場の入館料も無料で見学できるので、一見の価値ありです!
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