敬老の日は毎年、9月の第三月曜日。
子どもが生まれると、「敬老の日どうしようかなぁ…」と迷う方も多いはず。
幼稚園や保育園などでは、敬老の日に向けて制作などを始める場合もありますよね。
でも最近のおじいちゃんやおばあちゃんって、昔の感覚の祖父母と違って元気じゃないですか。
敬老の日っていうのも、なんだかちぐはぐな気もしちゃいますよね。
敬老の日のプレゼントは、祖父母の年齢が何歳になったらするのか?
それとも、孫の年齢によってプレゼントを贈るか贈らないか決めるのか?
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敬老の日のプレゼントは祖父母が何歳からあげるのが正しい?
敬老の日は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」という日。
今では「おじいちゃんやおばあちゃんに感謝する日」というイメージが強いですが、本来の意味合いとはちょっとニュアンスが違うんですよね。
で、敬老の日の定義を考えるのであれば、「定年退職した頃かな?」という感じがしますが、その年令の祖父母ってまだまだ若い人が多いです。
スポーツをしてガンガン社交的な人もいるし、若い世代よりも活動的な人もいるほど。
高齢者の定義は65歳以上となっていますが、老人と呼ぶには失礼な気もしちゃいます。
私は一度、第一子が生まれたときに、敬老の日に義母にプレゼントをあげたことがあったんですね。
そのときの義母の年齢はちょうど60歳くらい。
若いですけど、敬老の日のイメージは「孫が生まれたら」だったので、贈らなきゃ!って思ったんですよね。
でも結果、怒られるっていう。
( ー`дー´)「そんな年齢じゃないのに、何考えてるの?!」
義母だったので旦那伝えに怒りを教えてもらったんですが、そりゃあもう気まずくなりました。
そんなつもりじゃなかったのになぁって。
敬老の日には、明確に「何歳からあげよう」みたいな対象年齢が決まっているわけではありません。
「老人」とか「高齢者」というイメージが強い敬老の日なので、躊躇してしまうこともありますが、本来は「目上の人に感謝の気持ちを伝え、お祝いする日」です。
自分が思うタイミングでお祝いをすればいいのではないかと思います。
敬老の日の対象年齢の調査結果は?
ビデオリサーチが「何歳からが敬老の日の対象か?」というアンケートを、世代別に集計しています。
それによると
・20~29歳:64.3歳からが敬老の日対象
・30~39歳:65.4歳からが敬老の日対象
・40~49歳:66.0歳からが敬老の日対象
・50~59歳:68.4歳からが敬老の日対象
・60~69歳:72.2歳からが敬老の日対象
データ引用:ビデオリサーチプレスリリース2013.9
また、同じアンケート結果の中で
「敬老の日」の対象と考える年齢は、自身の年齢が上がるにつれ高くなり、“いつまでも自分事にはしたくない”という気持ちが表れています。
こんなふうに見ると、敬老の日のプレゼントってあげにくいですよね。
もちろん誰でも「お年寄り」って思われるのは嫌だし、もらったら「こんな歳になったか…」と思う方もいるのかも。
敬老の日だからっていうよりは、「いつも元気なおじいちゃんとおばあちゃん」っていうことでのプレゼントのほうが喜んでもらえるのかもしれません。
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敬老の日のプレゼントは孫が何歳になったときからする?
なんとなく親としては、孫が生まれたらおじいちゃんとおばあちゃんにプレゼントっていうイメージがあります。
私は子どもが生まれてすぐに、母の日の感覚で贈り物をして気分を損ねさせてしまった経験があるので、赤ちゃん時代は何もしませんでした。
赤ちゃんはじいじばあばなんて分かってないでしょうし、「ありがとう」とか書いた手紙を渡しても、孫からじゃないって分かりきってますしね。
周りのママ友さんたちに聞くと
・何もしていない
・幼稚園で敬老の日の制作を渡してからは毎年
このあたりが多数派です。
子どもが小学生くらいの場合、祖父母はまだ60代や70代前半が多いんですよね。
そのくらいだとまだ、運動会の祖父母競技に出れるくらいの元気さです。
渡しにくいというのもあるのかもですね。
子どもが敬老の日を理解してからでも遅くない
個人的には、子どもが敬老の日を理解してからでも、プレゼントをあげるのは遅くないかなと思っています。
「ありがとう」や「元気でいてほしい」っていうのを伝えるのには、本人たちの気持ちが大事かなと思うから。
わが家は上の子がもう小学生なので、「敬老の日だから」という名目にはしていませんが、それくらいの時期にお手紙を書いています。
暑中見舞いの遅くなったバージョンって感じでしょうか。
夏休みに帰省したときのお礼を一緒にしちゃってる場合もあります。
特に義両親に関しては一度怒らせてしまった前科があるので、敬老の日っぽくはしてません。
いつになったら敬老の日ができるだろう。しばらくは怖くてできないかもです。
敬老の日のプレゼントは結局いつからあげるのがいいの?
敬老の日は「何歳から」っていう線引きはないし、「いつから」っていう時期が決まっているものでもありません。
それだけに贈るか贈らないかを迷ってしまうんですが、その家庭ごとのタイミングで贈ればいいのかなと思います。
例えば
・子どもが幼稚園に入ったタイミング
・子どもが小学生になったタイミング
・仕事を辞めたタイミング
・年金をもらい始めたタイミング
・75歳(後期高齢者の年齢)になったタイミング
それぞれに、感謝の気持ちを伝えやすいタイミングや時期があると思うんですね。
そういう「渡しやすいとき」「伝えやすいとき」に贈り物をすればいいのかなと思います。
もちろん贈り物でなくても、帰省して一緒に過ごすだけでも喜んでもらえるかもしれませんし、近くに住んでいる場合は食事に招待してもいいかもです。
敬老の日は連休になるので、旅行に招待するのもいいですよね。
まとめ
前述したビデオリサーチのHPの中に、
これから「敬老の日」は、“今を活発に楽しく生活しているシニアをリスペクトする日”というポジティブなイメージに転換していく必要がありそうです。
引用:ビデオリサーチプレスリリース2013.9
と書かれていたんですね。
私自身、敬老の日には「お年寄り」というイメージがあって、それもダメだなぁと。
目上の人を敬う日、感謝を伝える日、そういう日にしてあげたいことを考えていかなきゃですね。
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