一生に一度のお祝い事である結婚式と、その年にしか見れない子どもの雄姿が見られる運動会。
どちらも春や秋に行われることが多いため、重なってしまうことがあるんですよね。
自分の都合で日程を変えられるようなものではないので、「どっちに行くべき?」ものすごく悩むんですよね。
運動式と結婚式、どっちの優先順位が高い?行かない方には何て言えばいい?
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運動会と結婚式が同じ日ならどっちを優先?
従来の冠婚葬祭のマナーとしては、子どもの運動会と結婚式が同じ日に行われるのであれば、結婚式を優先すべきとされていました。
結婚式をあげる人との関係が近ければ近いほど(親せきであれば特に)、お祝い事が優先されるべきと言われていたんですね。
ですが最近では、結婚式の出欠席に関してそのような「こちらを優先すべき」という考え方は少なくなってきたように思います。
そのため、最終的には家族の決断によるということになるのかなと思います。
この点が、同じ冠婚葬祭でも結婚式とお葬式の違う点。
近親者のお葬式であればおそらく、多くの方が運動会を欠席して家族で葬儀に出席することと思います。
結婚式とお葬式が重なった場合でも、優先されるのはお葬式。
慶事である結婚式は、あとからお祝いの言葉をかけることができますが、弔事であるお葬式は最後のお別れ。
「もう二度とその機会がない」ということも関係しているのだと思います。
とはいえ、わが子の運動会は見たいと思うのも親心。
どっちにしても、行かない理由も行く理由もいくつでも出てくるので余計に悩む。
・子どもが何年生の運動会か?
・結婚する人との間柄はどんなものか?
こういうことによっても変わってくるし、他の参加者がどれくらいいるのかによっても違います。
どういう選択肢があるのか?まとめてみました。
運動会と結婚式が重なったときの選択肢
どちらかを完全に欠席とせず、どちらにも顔を立てられたらなと思いますよね。
結婚式には参加したいし、子どもの運動会だってもちろん見たい。
そんな場合は、こんな選択肢はどうでしょうか。
夫婦のどちらかが結婚式に出席、もう一方は運動会
夫婦のどちらか一方が結婚式に出席し、もう一方は子どもの運動会へ。
子どもは自分の運動会を両親に見てもらえなくて寂しいと感じるかもしれませんが、ビデオや写真をあとで一緒に見ることで我慢してもらいましょう。
時間を分けてどちらも出席
近場で結婚式と運動会が行われる場合に限りますが、時間を分けてどちらにも出席できるようならそれが一番いいですね!
結婚式を途中で退出するのは失礼だと思うので、披露宴の時間は式場にいられるように。
私だったらどうする?運動会と結婚式が重なったら
正解のマナーがないので、あくまでも「私だったら」ですが。
結婚式をあげる人との関係、子どもが何年生のときの運動会かによります。
親戚の結婚式で、私側の身内(母や姉など)から何人か出席するのであれば子どもの運動会を理由にお断りするかも。
ぜひ行きたいと思っている友人の結婚式であれば、子どもが6年生でなければ結婚式を優先させるかも。(この場合はパパがいるから運動会に行ってもらいます)
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以前、私のいとこの結婚式があったとき、姉が子どもの運動会があることを告げたんですよね。
そしたらいとこ自身も叔母も「じゃあ残念だけど無理だねー写真送るね」と。
おそらく私が結婚式をあげる立場だったとしても、子どものイベントとかぶるのなら「来なくても大丈夫だよ」と言っているんじゃないかなと思います。
結局は自分が、どちらに行きたいか?どちらに行ったほうが後悔がないか?ということではないかと思います。
親戚の結婚式の場合には、両親に相談してみるといいですね!
結婚する方の親とも話し合ってくれるのではないでしょうか。
結婚式と運動会が重なって結婚式を欠席する場合の理由
結婚式と運動会が重なって、結婚式を欠席しなくてはいけない場合の理由はどのように言えばいいでしょうか。
(‘Д’)「正直に言うのって失礼かも」
(‘_’)「でも嘘をつくのもどうなんだろう」
私だったら正直に「子どもの学校行事と重なっていて」と理由を話すかなと思います。
運動会の日程が決まるのは年度初め。
細かい日程の変更はあるかもしれませんが、基本的には〇月の第〇曜日とざっくりとは決まっているかと思います。
おそらく、結婚式の案内を口頭で聞いた時点ですでにわかっている予定だと思うんですよね。
であれば、そのときにもう「子どもの学校行事と重なっているから行けない」旨を伝えます。
早めに伝えておくことで、結婚式の準備等に迷惑をかけることがないですもんね。
欠席でも祝儀はきちんと渡す
お祝い事は、そもそもお断りすることがあまりないものだと思います。
近い関係だから誘ってくれたわけですし、重ならなければ行っていたはずですしね。
「子どもの学校行事で行けないなんて申し訳ない」
そう思う気持ちがあれば、祝儀は出席時と同額を贈り、結婚式当日には電報を贈るようにしましょう。
欠席する結婚式におくる祝電の例文はこちらをチェック!
結婚式と運動会が重なって運動会に行けないときの子どもへの言い訳
昔は、親戚の結婚式なら学校行事も休ませて家族総出で行くこともあったようですが、最近では、そこまですることは少なくなっているように思います。
子どもの運動会に行かないという選択肢をとるとき、私なら夫婦の一方だけが結婚式に出席し、もう一方と子どもは運動会を楽しんでもらいます。
子ども自身に思い入れがあって「運動会を休んででも結婚式に参加したい」というのなら別ですが、そういうことってほぼないですもんね。
今までがんばってきた練習が無駄になるのは、親としてはやっぱりかわいそうに思ってしまいます。
運動会に行けないことを子どもにどう伝えるか。
私なら、やっぱり正直に「結婚式に行かないといけないから」と伝えると思います。
高学年になっていればあっさりしているかもですが、低学年にとっては、両親で見に来てもらえないことはショックなことかも。
なぜ行かなければいけないか、どんな人の結婚式なのかを話して、理解してもらえるように努力します。
後ろ髪ひかれちゃいますけど。
ですが「本来は行けるのに今回は行けない」って子どもにとっても辛いですよね。
応援していることをたくさん伝えて、しっかりビデオにおさめてもらいましょう!
まとめ
運動会と結婚式が重なったとき、選ぶ選択肢は人それぞれ。
関係性によって子どもの年齢によって、その人が選ぶべきものは違うので当たり前です。
どちらを優先するにしても、欠席するほうにはきちんとしたフォローが必要です。
後悔のないよう、家族で話し合ってみるといいですね!
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