小学校の彫刻刀は何年生から使う?選び方とおすすめのデザイン

小学校の図工で使う彫刻刀。

私が小学生のころでも彫刻刀を使った授業があったので、学習要領の中でも定番になってるっぽいですね!

うちの子たちは消しゴムハンコを作るのも好きで、学校以外でも使用頻度は高め。

だからなぜか彫刻刀を2セット持ってるんですが、それだけにわかる小学生の彫刻刀の選び方!

「何年生で買う?」「選び方は?」「デザインは?」などなど、購入前にチェックしてみてくださいね♪

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小学校の彫刻刀は何年生から使う?授業で使うのはいつから?

小学校で彫刻刀を使うのは4年生からという学校が多いかなと思います。

文部科学省の小学校学習指導要領によると、図画工作での彫刻刀の使用は、第3学年及び第4学年とされています。

3年生だとちょっと危なっかしく感じられますが、4年生になると危険を伴うものの取り扱い方に対応できるようになります。

そのため、多くの小学校では4年生での彫刻刀使用の授業が始まるのかなと思います。

うちの子の小学校でも4年生ですし、隣の小学校もそうらしいです。
ネットで調べても、やはり4年生が多数派です。

いつから授業で使い始めるかは差があると思いますが、うちの子の小学校の場合は2学期からでした。

そして高学年になっても、彫刻刀を使った授業は何回かあります。

5年生でも6年生でも版画を作る授業があるので、そのたびに登場。

一度購入した彫刻刀セットは、小学校の間だけでも3年間は使うと思っていたほうがいいですね!

小学校で買った彫刻刀は中学校でも使う?

中学校の学習指導要領でも、「版木を彫刻刀で彫る」という項目があるので、美術の授業で使うことになります。

学校によっては高校でも使う場合もあるかもしれません。

以外と長く使うことになる彫刻刀。

学校授業での使用頻度自体はそれほど多くはないですが、期間はけっこう長いです。

そうするとやっぱり、どんな彫刻刀を選ぶのかっていうのは重要です!

数回しか使わないものなので、買い替えは避けたいですよね!

小学校で使う彫刻刀セットの選び方

3年生の終わりか、もしくは4年生の最初に、学校から彫刻刀セットの斡旋の紙が配られます。

それで選んでもいいですが、市販品から選んでも全く問題はありません。

親世代が小学生の頃の彫刻刀って、THE彫刻刀!という感じのシンプルなものでしたよね。

無機質な箱に、いかにもっていう彫刻刀が入っているという感じ。

↑まさにこれ!

ですが最近の彫刻刀はまるで違って、むしろこういう旧式の彫刻刀を探すほうが大変です。

じゃあ、今の彫刻刀はどんなのか?ということ、こんなの。

こちらはうちの子が持っている一つ目の彫刻刀。

詳しく見るとこんなふうになっています。

この状態ではガードがついていて、刃先に手が触れられないようになっています。

使うときは、持ち手部分についているレバーを下げると刃が出てきます。

これは上の子が使っている彫刻刀なので、今から数年前のモデルです。

今でもこういう刃のタイプは販売されていると思いますが、最新のものはまた変化が。

こちらはうちの下の子が使っているもの。1年前のタイプですね!

見た目はそれほど変わりはありませんが、刃先に変化が。

一本一本にキャップがついていて、使うときはキャップを外します。

そして外しても、刃にガードがついてます。

んでこちらは、ガードを外さずに使えるように、刃がガードの下から飛び出てるんですね。

そのまま彫ることができるんですが、だからといって手を切らないというわけではありません。

彫っている途中に力を入れすぎて手を切ってしまうことは、避けやすいのではないかと思います。

さてこれを踏まえて、彫刻刀を選ぶときのポイントです。

右利きか左利きか
彫刻刀の刃は、右利きか左利きかによって向きが違います。

彫刻刀セットには右用と左用が選択できるようになっているので、子どもに合わせて選ぶように注意です。

ガードのタイプ
上記の写真でもあるように、彫刻刀の刃のガードには何種類かあります。

安全カバーがどのようになっているかを確認して、自分の子どもが使いやすそうなものを選ぶといいですね!

5本セットになっているもの
彫刻刀セットに必要なのは、「平刀」「切出刀」「三角刀」「中丸刀」「丸刀小」

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だいたいは5本セットになっていると思いますが、念のためにご確認を。

馬楝(ばれん)はついてなくても問題なし
昔の彫刻刀にはついていた馬楝。

版画のときにこするやつですね!

最近の彫刻刀セットにはついていることは少なく、なくても問題なさそう。

うちの子の彫刻刀にもついていませんが、学校で困ることはないみたいです。

小学校の彫刻刀セットのおすすめのデザインは?

昔のシンプルなものと違い、最近では本当にいろんなデザインのものが販売されています。

男の子用ならスポーツブランド、女の子用ならキラキラしたラメがついているようなもの。

使い始める4年生が「これ欲しい!」と思うようなデザインがたくさんです。

ですが、選ぶデザインのポイントはやはり「長く使える」ということ。

中学校や高校に入っても使う可能性があるので、今の好みだけを考えて購入すると、あとあと買い換えなくちゃいけないことになってしまいます。

とはいえ、4年生にあまりシンプルなものをすすめても、きっとテンションが上がらないことだろうと思います。

キャラクターものを避けるなど、親が見て「中学生では使いたがらなくなりそう」と思う最低限のものを避ければいいのではないかなと思います。

彫刻刀セットの中身自体はどれも大差はないので、選ぶのは「どんな入れ物か?」ってだけですね!

彫刻刀ケースは縦型?横型?

彫刻刀ケースには年によってトレンドがあるよう。

トレンドっていうと言い過ぎかもですが、年によって「こういうタイプの販売が多い」というのはあるみたいなんですよね。

一番顕著なのは、彫刻刀のケースが縦型になっているか、横型になっているかというもの。

縦型はペンケース型とも呼ばれているみたいですが、こんなやつ。

≫≫安全カバー付 スタンドタイプ 彫刻刀セット ミントパープル 立ったまま使える新ケース ソフトな素材のネオプレーン生地使用

わが家もこのタイプを一つ持っています。

机の上にのせても場所をとらず、ランドセルの中に入れやすいのがメリット。

ただ作業中に倒してしまうと全部ぶちまけてしまうので、その点は注意が必要です。

女の子にはこのタイプは人気が高いです。

横タイプは今オーソドックスです。

≫≫彫刻刀セット 男の子 小学生 安全ガード付サクラグリップ彫刻刀S 5本組 フリーダム

平らになっていて、見開きのようにフタをあけて使うタイプ。

前述したうちの子の彫刻刀の写真も、こういうタイプですね。

落としにくいことや安定性があることから、今はこういう彫刻刀セットが多いです。

学校から斡旋される彫刻刀セットも、このタイプが大半ですね!

シンプルな彫刻刀セット

長く使えるのはやっぱりシンプルな彫刻刀セット。

中高生まで使うことを考えると、余計なものをできるだけ省いたほうが無難です。

≫≫彫刻刀セット 男の子 女の子 男女兼用 小学生 安全ガード付サクラグリップ彫刻刀S 5本組 プレミアムブラック

≫≫彫刻刀セット ダイナミック(カラー右利き用)【あす楽】【送料無料】小学生 中学生 男の子 女の子

単色で飾りのついていないものは、中高生になっても使いやすいかなと思います。

もしシンプルさが気になるようであれば、缶バッチをつける(素材によって)、ラメなどをつけるなどをしてもいいかも。

彫刻刀ケースだけを別売りしている場合もあるので、そういうのを利用してもいいかもですね。

まとめ

・彫刻刀を使うのは4年生から

・中学生や高校生になっても美術の時間に彫刻刀を使う場合がある

彫刻刀ケースのデザインについては、シンプルなものを選ぶのがおすすめ。

ですが子どもの好みによっては、嫌がることもありますよね。

ケースだけを別売りしている場合もあるので、うまく活用していくといいかもです。

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