小学校には保護者が参加する行事がいくつかありますが、代表的なのが授業参観です。
少なくても学期ごと、公開授業などを含めると1~2ヶ月に1度は学校に出向く機会があるかもしれません。
うちの子の小学校では、授業参観の後には必ずアンケート形式で、保護者からの感想を求められます。
特別な出来事があれば書きやすいんですが、そうでなければ何を書けばいいのか迷うこともしばしば。
意外と困ってしまう授業参観の感想、押さえておきたいポイントと文例をまとめてみました!
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小学校の授業参観の感想を書くために見ておきたいこと
授業参観の感想はもちろん、その日の授業参観に関すること。
それなりの感想を書くためには、いくつかチェックしておきたいポイントも。
少し意識するだけでグッと書きやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
授業中、周りの子たちはどのように先生の話を聞いているのか。
作業中の子どもたちはどんなふうに集中しているのか、終わった子たちは時間がくるまでどのように過ごしているのかなどなど。
子どもたちが緊張しがちな授業参観でも、ちょっとした瞬間に素の雰囲気が出るものですよね。
教えるときと子どもが冗談を言ったときでも、それぞれに違うかもしれません。
そういう些細なことが、子どもたちに対する先生の接し方を知るきっかけになります。
自分の子はもちろんのこと、周りの子たちも含めて、そのクラスの雰囲気がよく分かります。
大グループで集まって遊ぶ子たちもいれば、先生に寄って来る子たちも。
その他、掲示物を確認してみるのもおすすめ。
マメな先生は、子どもの掲示物ひとつひとつにコメントを書いてくれていることもあります。
ちょっとした嬉しさを見つけると、参観の感想のネタにすることもできますね!
小学校の授業参観の感想を書くときのポイント
さてでは実際に書くときに、どのようなことに注意して書けばいいのでしょうか。
学校によって求められる文章量が違うとは思いますが、それほど長い感想を求められることはないかなと思います。
(ちなみにうちの子の小学校では、だいたい2~3行ほどの感想スペースがありました)
授業参観の感想のおすすめの構成
・授業や子どもを見て気づいた点、掲示物の感想など
・締めの言葉
感想を書くスペースが大きい場合には、本文となる「気づいた点」にボリュームを持たせるといいですね!
斬新な視点である必要はないので、率直に思ったことを書けばいいのではないかと思います。
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締めの言葉は「これからもよろしくお願いいたします」が一般的。
1年で最後の参観の場合には「1年間お世話になりました」などに変えてもいいですね。
授業参観の感想を書くときの注意点
もし意見がある場合には、別途、伝える場を設けたほうが良いかなと思います。
よっぽどのことがない限り、ここでは先生や子どもたちの良い部分を見つけて書くようにします。
書いた内容が子どもの目に入ることもあるので、ネガティブな言葉はできるだけ避け、前向きな印象になるようにしましょう。
可もなく不可もなく、「この参観、来る意味あった?」と思っちゃうような…。
そんなときでも、できるだけ一言で終わらせることは避け、無難な言葉を一文付け加えるようにしておきましょう。
ですが、1年間子どもを教えてくれることに変わりはありません。
参観の中で「ん?」と思う場面があったとしても、先生への感謝の言葉は必ず入れる用にしておきましょう。
小学校の授業参観の感想文例
授業参観の感想に使える文例をいくつか紹介します!
スペースによって文章を省いたりつなぎ合わせたりして、子どものクラスに合ったものに変えてみてくださいね。
本日の参観は、普段見ることのできない子どもの姿を見ることができました。
授業中に手を上げ発言しているわが子を見て、楽しく意欲的に勉強しているのだなと、とても安心しました。
ありがとうございました。
本日はどうもありがとうございました。
落ち着きのない子なので心配していましたが、静かに話を聞けていて安心しました。
休み時間の様子も見ましたが、クラスみんなで仲良くしているようでとても微笑ましかったです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
初めての授業参観で、とても楽しみにしていました。
先生が質問した瞬間にパッと手が上がり、非常に活気のある授業だなと思いました。
学校の授業がおもしろいと家でよく話しているのですが、今回の参観で納得しました。
ありがとうございました。
公開授業ということで、各学年の授業を見させていただきました。
どの学年もしっかりと落ち着いて、集中して学んでいるなと思いました。
今後の進級が楽しみになる授業内容もあり、あらためてこの学校でよかったと安心しました。
本日はありがとうございました。
一番印象的だったのは、子どもたちの挨拶が日常化していると感じたことです。
少し早めに行ってしまい、まだ授業前の休み時間だったのですが、多くの子が挨拶をしてくれました。
先生方が教えてくれているのだなと、嬉しく思いました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
まとめ
授業参観の感想では、先生に媚びる必要はありませんが、できるだけ良い点を見つけたいもの。
少し意識して周りに目を配ってみると、伝えたいと思える事柄が見つかるかもしれません。
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