「何していいのか分かんない!」
夏休みにこの言葉とともにやってくる、子どもの自由研究。
テーマは突拍子もないものではなく、できるだけ子どもにも馴染みのあるものにしたいですよね。
ということで、夏休みの自由研究のテーマに「フリクションボールペン」を使って、従来のものとはちょっと違った実験にしてみてはどうでしょうか。
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フリクションボールペンを使った小学生の自由研究
用意するのは、
・紙
・温めるものや冷やすもの
フリクションペンは、私はパイロットの細いやつを選んじゃいました。
家にあるもので十分だと思いますが、実験を分かりやすくするには少し太めの方がいいかなと思います。
蛍光ペンのように目立つものなら、なお分かりやすいかなと思います。
紙は普通の紙で大丈夫。私はコピー用紙を使ってます。
さて、この自由研究の要旨としては、
「フリクションペンのインクは、60度以上になると消えてマイナス10度~20度前後になると色が復活する」というもの。
ではでは実際にやってみます。
フリクションペンは本当に温めると消えて冷えると復活するのか?
こちらフリクションペンで書いた「フリクション」の文字。
細いとなかなか見えにくいですね。
これにドライヤーの温風をあてていきます。
あててるとこから順番に消えていって…
ドライヤーの温風はすぐに60度以上になるようで、一瞬で消えていきます。
ちょっとした手品みたい。
そして一度消えてしまったフリクションペンのインクを、復活させるべく冷凍庫に。
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こちらは約10分後の復活状態。
消えるのに比べて、冷凍庫ではマイナス10度~20度になるのに時間がかかるようで、全ての字が見えるようになるのには1時間ほど必要でした。
冷凍庫の性能によって、復活するまでの時間は前後するかなと思います。
フリクションペンを使った小学生の自由研究はどんなふうに実験する?
フリクションペンの特徴は分かったとして、これをどうやって実験するかというと。
・どんなものを使ったらどのように消えていくか?
・どんなものを使ったらどのように復活するか?
ここらへんがメインテーマになるのではないかと思います。
それには、「温めるもの」「冷やすもの」どれだけの種類のものを見つけられるかってとこかなと思います。
んで、こここそが、どんだけその自由研究のレア度が高くなるかってとこかなと思います。
アスファルトは意外と熱い?フリクションペンは消えるのか?
真夏は60度を超えることもあると言われているアスファルトの温度。
温暖化とからめて、温度計とともにアスファルトで「フリクションペンは消えるのか?」実験をしてみるのもいいかも。
超真夏日じゃないとできないので、子どもの暑さ対策も必要ですが、
・同じ場所でも気温によってどう消え方が変わるのか?
・時間が違えばどうなるのか?
などの違いをまとめていくと、充実した研究内容になりそうです。
いつもの家の中にあるものだけで消えるものと復活するものを探せ!
60度以上になるものって、家の中でもけっこうたくさんあると思うんですね。
・ドライヤー
・コンロの火(取扱注意)
・ライター
・熱湯
でも、マイナス10度~20度ってなかなか難しいです。
冷凍庫はすぐに考えつきそうですが、それ以外のものって「??」となっちゃいますよね。
・氷をキンキンに入れた水はどう?
・塩を入れて氷を入れた水はどう?
・アイスクリームはどう?
普段の家の中で見つかるものの中で、「フリクションペンが復活するもの」を探してみるのも面白いかもです。
夏の車の中でフリクションペンは消えるのか?
夏の車の中の温度は想像以上に熱くなっていて、60度以上になる場合も。
・ダッシュボードの上
・座席の上
場所によって消え方がどれくらい違うのか?や、どのくらいの時間で消えるのか?などを比較してもおもしろいです。
ボンネットの上にもフリクションペンで書いた紙をのせて、車内と車外の温度差を比較してみるのもいいかもしれません。
まとめ
自由研究のテーマとしては、少し前から定番となりつつあるフリクションペンの実験。
ただ「消す」「復活させる」というだけではなく、他の要素にからめてみると、一味違った研究テーマになるんじゃないかと思います。
参考になればです。
その他、夏休みギリギリでも間に合う自由研究テーマはこちらも参考にどうぞ。
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