小学生になると、帰宅後の約束を子ども同士でしてくることがあります。
未就学児のときはすべて親を経由して約束するので、子どもだけでの遊ぶ約束は入学後が初めてになるのではないでしょうか。
「成長したなぁ」と感慨深くなる…のはいいんですが、ときどきまったく知らない子と約束してくることもあるんですよね。
親の顔も知らないし、名前も初めて聞くような子にお家に誘われたとき、どんなふうに対処するのがいいんでしょうか。
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小学生の子どもが友だちの家に初めて遊びに行くときの親の挨拶はどうする?
うちの子が行っている小学校の周辺には、幼稚園や保育園がいくつかあります。
複数の園から集まってくるので、1年生の同じクラスでも半数以上は知らない子なんですよね。
そうすると当然、遊ぶ約束をしてくる子たちも知らない率が増えるわけで、親御さんと挨拶をしたことも、なんなら顔さえも合わしたことのない方のお家に誘ってもらうこともあるんですよね。
子どもはもちろん嬉しい。「お家に遊びに来ないかって誘ってくれた!」と上機嫌。
「友だちのママはいいって言ってるの?」と聞くと「呼んでもいいって言ってるって」と。
母親同士は連絡先を知らず、お家がどこにあるのかも分からない状態。
でもせっかく誘ってもらったのだからと、わが家の場合はお邪魔させてもらったんですよね。
さて、相手の連絡先が分からないとはいえ、やっぱり挨拶は必要です。
子どもが1人遊びに来るとなれば部屋の片づけもするだろうし、遊びに来ている間も、ママは通常どおりは動けないでしょうしね。
気疲れももちろんあるはずなので、あいさつとお礼はしたほうがいいです。
じゃあ、いつ挨拶するのというと、代表的なきっかけは以下。
子どもを友だちの家に送りに行ったとき
住所を教えてもらって、直接相手の友だちのお家に行くときに使える方法。
うちの子の場合はだいたい最寄りの公園で待ち合わせてっていうパターンだったので、この方法は使えたことがありませんが。
というあいさつでOKだと思います。
このときに連絡先の交換をしておくと、次に遊ぶ約束をしたときにも便利。
子どもに手紙を持たせて友だちのママに渡してもらう
こちらも、小学生ママはよく使う方法ではないかと思います。
遊ぶ約束をした日に友だちのママに会えないことってけっこう多いので、そういうときには便利です。
○○の母です。
今日はお家に誘っていただきありがとうございます。
これからもぜひ、仲良くしてやってください。
000-000-0000
名前
手紙は簡単に、このくらいでOKです。
時間に余裕があれば、子どもたちが遊んでいる最中に連絡が返ってくることも。
とても丁寧な印象を持ってもらえるので、おすすめの方法です。
参観日などの学校行事で会ったとき
第2子以降になると、圧倒的にこの方法が増えます。
遊ぶ約束をした当日は子どもに「お母さんがありがとうと言っていた」と伝えてもらって、次に学校行事で顔を合わすタイミングで挨拶。
「先日はお邪魔させていただいてありがとうございます。仲良くしてくれてうちの子も喜んでいます。」
「先日はありがとうございました。ご挨拶もできないままですみません。仲良くしてくれてありがとうございます。」
ただこの方法だと、遊びに行っているその日に子どもに何かあった場合に、連絡してもらうことができません。
低学年の場合はおそらく、友だちのママもその点は不安になるのではと思います。
遊ぶ時間が長い場合など不安がある場合は、手紙にしておいたほうが安心かもしれません。
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お礼も子どもの電話を代わってもらえばいいし、不測のときでも連絡がとれます。
小学生が友だちの家に遊びに行くときの手土産は必要?
必要派と不要派で分かれるのかもしれませんが、私はダンゼン必要派です。
友だちが遊びに来ればお菓子なりジュースなりを出すことになるだろうし、その負担を遊びに行く側が払うのは当然かなと思っています。
ただ、あまり高価なものだと相手が恐縮してしまうので、あくまでも気軽なものを。
・ペットボトルのジュース
・袋菓子1袋
・チョコレート
わが家の場合はだいたい200円弱くらいのものを持って行くことが多いです。
飴やガムでもいいんですが、できればボリュームがある食べ物にするのがおすすめ。
飴やガムだとどうしても、プラスしておやつを用意する必要があるんですよね。
理想を言えば、友だちの家庭からお菓子を出さなくてもいい状態にしておきたいもの。
うちの子はチョコレートが好きなので持って行くこともありますが、基本的には袋菓子。
スナック系だと食べるのに時間がかかるので、そういうのを選ぶことが多いです。
子どもに持たせた手土産は友だちの親にきちんと渡すように言っておこう
わが家に来るお友だちでときどきあるんですが、親が持たせたお菓子を、私ではなく子どもに手渡すんですよね。
そんで、知らない間に勝手に開けて勝手に食べていることも。
後から見たことのないお菓子のごみを見て、「あれ?」となるんですよね。
こういうことをすると、相手のママに手土産を持って行かせたことに気づいてもらえないし、もしかしたら非常識だとも思われかねません。
子どもに手土産を持たせるときには、お邪魔してすぐに友だちのお母さんにきちんと渡すように伝えておくといいですね!
親同士が仲良くなれば手ぶらで遊びに行くのもOK
親同士が仲良くなって、「お互い様だよね」という関係になれば、手ぶらで遊びに行くのもアリかなと思います。
手土産って、相手が持ってきたものと同じくらいのものを持って行かなきゃとか、今日は何もないのに!とか、いろいろと困ることもあります。
そういうのをざっくばらんに言えるまでになると、お家の行き来も楽ですね!
小学生が初めて友だちのお家に行くとき遊ぶ時間は何時までにするべき?
家庭によって大きく異なるのが、何時までを友だちと遊ぶ時間にしているのかということ。
上に大きな子がいれば遅くなることもあるし、下に小さな子がいれば夕食やお風呂の時間帯から早めに設定していることも。
初めてのお友だちのお家の場合はそれが分からないので、早めの時間を設定しておくといいかなと思います。
わが家の場合は
冬:16時半まで
特に冬はこの時間を過ぎると、「そろそろ送っていかなきゃいけないかな」と思ってしまいます。
遊ばせてもらった上に送ってもらうのは申し訳ないので、暗くなる前を帰宅時間として子どもに伝えておくといいかなと思います。
友だちのママも、時間を確認できるし、夕方以降の予定を立てやすくなります。
手紙などで連絡先を伝えている場合は、もしかすると「もう少し時間を伸ばしても大丈夫」と言ってもらえる場合も。
そのときはありがたく甘えるとして、こちらからは早めの時間を伝えておくようにしましょう。
まとめ
初めての友だちのお家に遊びに行くときは、親はいろいろと気をもんでしまうもの。
でもけっこう相手も同じように思っているものなんですよね。
どうしようか迷った場合は、できるだけ丁寧なほうを選ぶと間違いありません。
・挨拶をしようか迷ったらしておく
・手土産を持たせるか迷ったら持たせる
気が合う友だちなら、今後も付き合いが続いていくことと思います。
親同士の関係も良くなるよう、気負わず無理なくをモットーに付き合っていくといいかなと思います。
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