小1で給食が食べきれない!少食で残す場合は連絡帳で対応を!

小学生になると本格的に始まる給食。

幼稚園や保育園よりも、食べ残しに厳しくなるという噂を聞くことも多いですよね。

少食な子にとっては、みんなと同じ量を食べることはとても辛いこと。

親はそれが分かっているから、なおのこと心配になるのではないでしょうか。

わが家の下の子も、1年生の時は「食べきれない」「食べるのが遅い」という2コンボ。

体験談も踏まえて、少食の子は小学校の給食にどう対応すればいいのか?のまとめです。

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小1の給食問題、食べきれないとどうなる?

親世代が小学校の頃のイメージだと、

・全部食べないと先生に怒られる

・食べられないものがあれば居残りで食べるまで座らせられる

掃除の時間になっても、給食の前に座ったままの子がクラスに何人かいたものです。

それが自分の子どもだったらと考えると、なんともかわいそうで不憫になってきます。

もちろん学校の方針によっても違うのだと思いますが、今ではそういう光景はそんなにないかなと思います。

一時期、「給食を全部食べること」に厳しくしすぎるのは問題ではないかという世論があったこともあり、今は完食よりも楽しくおいしく食べることのほうに重きが置かれているようにも思います。

『児童生徒の食生活実態調査』によると、

給食をいつも全部食べる:56.9%

時々残すことがある:38.0%

いつも残す:5.2%

データ引用:https://www.jpnsport.go.jp/anzen/school_lunch/tabid/1490/Default.aspx

4割ほどの小学生は、給食を残すことがあると答えています。

もちろん、残すことを推奨しているわけではないし、全部食べられるに越したことはありません。

ですが、無理をして食べることや、食べきって体調を崩すことは避けないといけません。

学校側としてもそういう配慮をしていることは多く、最近では「無理してまで食べさす」ということはほぼないと思います。

完食しないと怒られるのではないかという心配については、あまりしなくてもいいのではないかと思います。

親として必要なのは食べられない理由の見極め

同じ調査の中で、「なぜ給食を残すのか?」の問いに対して、もっとも多い回答は「嫌いなものがあるから」

次いで、「量が多すぎるから」「食べる時間が短いから」と続きます。

ここで必要なのは、子どもが食べられない理由の見極め。

「嫌いなものがあるから」と残す子に、笑顔で許可するのは、やっぱり違うんじゃないかなと思うんですね。

好き嫌いをなくすことがどうしても必要とは思わないですが、じゃあ一口でも食べられるようになってみようと促すことのほうが重要ではないかと。

嫌いなものについてはあらかじめ量を減らし、「このお皿の中は食べる」という決まりを作ってもいいですね!
もちろん、気持ちが悪くなるほど嫌いなものは別です。

小1で給食が不安な少食な子は家で食べられる量の確認を

おそらく学校では、時間内に食べられなければ残すという選択肢がありますし、それならそれで問題ないと考えられなくもありません。

ですが親としては、残すことを普通だとは思ってほしくありません。

大量の残飯を見て、作ってくれている人に申し訳ない気持ちや、もったいないと思う気持ちが生まれないのは悲しいことです。

少食な子が給食を残す理由として大きな、「量が多すぎる」「時間が短すぎる」という問題。

これは、自分がどれくらいの量なら食べられるのかを把握することで、改善可能です。

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少食な子の給食の量の把握方法

まずは、先生に給食を食べる時間がどれくらいあるのかを聞きます。

1年生の場合は給食の用意に慣れていないので、他の学年よりも長めにとっていることも多いです。

うちの子の小学校の場合は、1学期の間は4時間目から給食の用意だったんですよね。

最初はどれくらい食べる時間があるか、その時間は変更することはあるのかなどを聞いておくといいかもです。

あとは自宅で給食と同じような献立を作り、時間を計ってみるだけ。

市立小学校の場合は、入学前でも市のホームページに給食の内容が掲載されているのを見ることができる場合も。

もし掲載されていない場合には、近所の小学生ママさんに聞いてもいいですね。

食器の数を同じにして、似たようなものを入れて、時間をチェック。

いつも通りに食べさせて、給食の時間中に食べられる量を見極めます。

一度ではなかなか子ども自身が把握することは難しいですが、何度かやってみると目安の量が分かるようになってきます。

そうすると、実際の給食のときでも、自分で注ぐ量の調節ができるようになります。

「このおかずは量を減らして」「こっちはもう少し多くても大丈夫」などなど。

面倒かもしれませんが、お皿をピカピカにできたという達成感は、子どもにとっても自信につながります。

わが家の場合は、上の子がすでに小学生だったので、聞きながら「給食もどき」を作成。

食べられる量を把握してもらいました。

うちの場合は

・食パンは1枚しか食べられない

・スープはお玉半分くらいしか食べられない

などなど、出てくることの多いおかずや主食の量を中心に、一緒に話し合いました。

ですが、これ通りにしていたのも1年くらいのもの。

2年生になったら食べるスピードが速くなり、おかわりもできるくらいになりました。

子どもの成長はものすごく早いので、給食のことで悩んで不安になるのも今のうちだけかなと思います。

1年生で給食に不安があるなら連絡帳で対応も

入学前は、いろいろと不安が尽きないもの。

もし給食のことでやっぱり心配だなと思うのであれば、連絡帳で先生に配慮をお願いしてもいいかなと思います。

給食を残す日が多いことで、友だちに何か言われたり、本人が引け目を感じたりすることがないように、あらかじめ先生に伝えておくと安心ですね!

連絡帳文例

いつもお世話になっております。

来月から始まる給食のことなのですが、もともと少食で食べるのに非常に時間がかかります。

自宅で食べる量を把握させており、多いようなら減らしてもらうように伝えております。

ですがきちんと時間内に食べられるか、不安に思っています。

お忙しい中申し訳ありませんが、ご配慮いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

いつもお世話になっております。

今週から始まった給食で、食べきることができていないと聞きました。

自宅でも食べる量を調節し、集中して食べるように伝えておりますが、みんなで食べる楽しさで忘れてしまうこともあるようです。

お忙しい中申し訳ないのですが、もし目に留まることがありましたら一声かけていただけたらと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

たくさんの子どもがいる中で、給食中に一人の子を見守ることは難しいもの。

先生の負担を増やすことなので、できるだけ丁寧にお願いするようにしましょう。

1年生のうちは、教室の中に補助の先生がついてくれることもあります。

先生に伝えてくれていると知るだけで、子どもの気持ちも楽になるのではないでしょうか。

まとめ

小学校での集団生活は、幼稚園や保育園よりも先生の目が届きにくいもの。

入学前は不安になることも多いですよね。

ですが、家でできるだけのことをしたら、子どもと先生にまかせていいのではと思います。

知らないうちに食べる量も増え、あの心配は何だったのかと思うようになるはずです。

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