「小学校の体育の時間、体操服を着るときに肌着が禁止なんですが…」
体操服着用時のインナー禁止について、ウェブメディアやツイッターで話題になったのは2018年のこと。
当時は、「ああ、うちの小学校だけじゃないんだ」と驚かされたものです。
私たち親世代が子どもの頃にはなかった習慣なので、1年生ママはびっくりするんじゃないでしょうか。
スポンサーリンク
小学校では体操服の下に肌着やインナーを着られない
もちろん地域や学校によって方針は違うのだと思いますが、ネットを散策するかぎりでは、それほど少ないわけではなさそうですね。
肌着が禁止っていうのはつまり、体操服に着替える際に、わざわざ肌着を脱いで素肌に体操服を着なきゃいけないんですよね。
うちの子の小学校の場合は、夏でも冬でも同じように、体操服は素肌の上に着るものとして指導されているようです。
当初は疑問に思ってたんですが、これはどうやら「体が冷えないため」「衛生面を考えて」ということのよう。
汗をかいて濡れた肌着をずっと着ていたら風邪をひくかも。
汗で汚れた肌着をずっと着ていたら不衛生じゃない?ということですね。
朝日新聞デジタルの調査によると、体操服の下の肌着の着用許可について
低学年:認めている61.4%、認められていない19.9%
中学年:認めている65.1%、認められていない14.5%
高学年:認められている74.7%、認められていない8.9%
データ引用:朝日新聞デジタル
その他については、規制ありの許可だったり、季節によって状況が変わったり。
そのときの状況に応じて臨機応変に対応するっていう場合が多いのだと思います。
ある小学校では
体操服の下に下着を着る場合は、替えの下着を持ってくる。
替えの下着を持ってきていない場合は、体育が終わったら脱ぐようにする。
という追記があるように、要は「濡れた下着を着続けない」ということがクリアされるのであれば、問題ないのではないかと思います。
スポンサーリンク
女の子のわが家にとっては、肌着禁止で気になるのは夏なんですよね。
小学校の体操服下の肌着禁止問題、高学年女子はどうする?
体操服下の肌着の禁止で、一番気になるのは高学年女子の親御さんではないでしょうか。
早い子は4年生くらいから女性らしい体つきになってくるし、夏場は体操服一枚では不安。
子どもは無頓着なことも多くて気づいていないことも多いですが、他の人の目に触れることを考えると、親がちゃんと対策してあげないとなぁと思います。
ネットでは「スポブラやブラジャーも禁止!」という学校もあるようですが、おそらくそういう融通の利かない小学校は非常にまれ。
多くの学校では、事情を話せばきちんとそれなりの対処をしてくれるのではないかと思います。
うちの子の小学校の場合は、基本的には体操服下の肌着は禁止。
ですが担任の先生に言えば、低学年からでも肌着の着用を認めてもらえることが多いです。
発育の問題はもちろんですが、例えば肌が弱くて素肌に体操服素材を着るとかぶれてしまうような場合。
事情がある場合は、きちんと対処してくれるのではないかと思います。
男の先生はなかなか気づきにくいようなので、女性の先生に聞いてみるといいかもですね!
小学校女子の体操服の短パンは?
肌着問題とはちょっと違うかもですが、うちの子の小学校では、レギンスやタイツを着用したままの体操服もNGです。
ケガをしたときに、脱がせるのが大変だというのが理由のよう。
特につま先まで生地が覆っているタイツの場合は、傷口を確認するのに全部脱がなきゃいけないですしね。
「体操服の短パンの下は、下着以外は着ないように」(靴下は別)
こう言われていましたが、高学年女子は下着の上にオーバーパンツなどを履かないと、大きな運動がしにくいときもあります。
これに関してはわざわざ許可をとらなくてもバレないっていうのもありますが、わが家は問題なしでした。
当時の担任がよく気が付く女性の先生だったので、懇談のときに女の子ママへアナウンスをしてくれました。
小学生の6年間で女の子は、体つきが大きく変わっていきます。
低学年と同じルールでは過ごせないことも増えてくるので、そのときの子どもの状態に応じて、先生に相談してみるといいのではと思います。
まとめ
わが家の場合は、低学年のうちは学校の方針通りに肌着なしで体操服を着ていて、5年生からは肌着着用のまま着るようになりました。
子どもの発育状態には個人差がありますし、事情があれば低学年のうちから相談してもいいんじゃないかと思います。
スポンサーリンク