小学校の通知表の体育で二重丸がつかない!先生に理由を聞いたら納得した話

小学校の評価項目が新学習指導要領になってから、これで2年目?でしょうか。

かなり大きな変更だったにもかかわらず、それほど保護者間で知られているわけではないという不思議。

ママ友の間で話題になることもほとんどないんですが、地域差があるのかもですね。

さてわが家の子ども、新しい評価基準になってからというもの、体育に二重丸がつきません。

個人懇談の際にちらっと聞いてみたんですが、その理由に超納得した話。

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小学校の通知表で体育に二重丸がつかない!その理由を聞いてみた

うちの子は体育がめちゃくちゃ得意というわけではないんですが、体操をずっと習っていたのでマット運動や鉄棒、跳び箱などは平均よりはできることが多いはずだし、水泳もとりあえず普通レベルではあると思っています。

今年はコロナの関係で水泳がなかったんですが、それ以外は「普通よりちょっとできる」レベルではないかなと思っています。

これは上の子も下の子も同じで、体育に関してはおそらく「普通よりちょっとできる」は一貫しているのではないかという認識です。

ですが、うちの子たち2人そろって、今まで体育の特に実技面に関しては、二重丸がつかないんですよ。

相対評価ではなく絶対評価なので、親的には「普通よりできるなら二重丸がついてもいいんじゃない?」と思ってしまうところ。

だって、体操の習い事にこれだけお金をかけているんだもん。

水泳にだって、今までにそれなりにお金を払ってきたんだもん。

子供へかけるお金を引き合いに出すのはおかしいと分かってはいるものの、実際にお財布を開いている立場としては、やっぱり見返りが欲しいと思ってしまうのです。強欲だけど。

「興味関心」の項目で二重丸がつかないなら、それは分かる。

授業中の態度や積極性が感じられなければ、そりゃあ評価は悪くなるだろうし、しっかり真面目にしているかなんて親には分からないですしね。

でもさ、でも。

実技的な面でいえば、二重丸がついてもおかしくないんじゃないのか?

かといってクレームをつけるつもりはなく、単純になぜなのかが気になっていた折、タイミングよく個人懇談がありました。

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文句にならないように気を付けながら、なぜ二重丸がつかないのか先生に聞いてみました。

新学習指導要領の評価付けは思ったよりもシビア

私「通知表の件なんですが、体育がいつも二重丸にならなくて…。何か今後どうしていけばいいかっていうのはありますか?」

先生「うーん。」

ちょっと言いづらそうではありましたが、分かりやすく説明をしてくれました。

・○○(子ども)さんは例えば足が遅いわけではない

・どちらかといえば早い方だとは思う

・でも、トップ層かといえばそういうわけではない

・だから一番良い評価の二重丸ではない

つまり、絶対評価ではあるものの、感覚的には相対評価に近いのでしょうか。

もちろん学校によって先生によって評価の付け方は異なるので、あくまでも「この先生は」ということではあるんですが。

おそらくこの考え方は他の教科にも共通していて、とりわけ「実技面」に関しては、「二重丸=ほぼトップ層」ということになるのではと思います。

けっこうシビア。

新しい評価基準になったから変わったのか、実は前からそうだったのかは分からないですが、とにかく今後の小学校の通知表に関しては、体育なら実技が「普通よりちょっとできる」ではなく「クラスの中でもよくできる」という状態が必要なのだろうと。

そして他の教科に関しては、テストの点数も含め良い成績を取らないといけないんだろうなぁと思いました。

うむ、でも納得です。

今後の小学校の通知表は「仕方ない」分野も絶対にある

子どもによって得意不得意はあるもので、どうしてもできないものってあります。

特に体育などの運動神経が必要とされるものに関しては、がんばればどうにかなるっていうものでもない気がします。

足を速くするためにがんばったとて、元から速い子に勝つのって難しいですしね。

教科によっては、仕方ない項目もあるのだろうと思います。

ただ実技面を克服するためにがんばろうとする姿勢はムダではなく、「興味関心」などのやる気を計る項目での評価につながるのだと思います。

それをどうアピールしていくのかっていうのは難しくはありますけど。

まあでもとにかく、「一通りできているはずなのになんで二重丸じゃないの?」という疑問は解消されました。

先生の話しにも納得。

今後できることはといえば、子ども自身が納得できるようになにがしかの練習をしたいと言ったときに根気よく付き合うってくらいでしょうか。

そのへんはがんばる。

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