小学校と違い、幼稚園では「自由研究が必須!」という園は少ないと思います。
が、
「夏休み明けに自由研究を持っていって、みんなをびっくりさせたいなぁ」
「先生に見せてあげたいなぁ」
宿題として出ている場合はもちろん、宿題じゃない場合も「誰かに見せたい!がんばりたい!」という子もいるんじゃないでしょうか。
難しすぎる内容はなかなかやりにくい幼稚園児。
では、水と氷を使ったこんな簡単実験はいかがでしょうか。
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幼稚園児の夏休みの自由研究に!水と氷を使った分かりやすい簡単実験
用意するのは
・氷(4つ~5つ)
・水
家にあるものだけでできる実験なので、思い立ったときにすぐ始められるのがいいところです。
さて、この実験の要旨は簡単。
氷をたっぷり入れたコップの中に、水をこぼれるギリギリまで入れる。
氷が溶けたら、水はコップから溢れる?溢れない?というもの。
大人ならわかりきったことですが、答えは「あふれない」です。
さて、では実験手順の紹介です。
幼児でも分かりやすい!水と氷の自由研究の手順
まずはコップの中に氷をたくさん入れます。
入れすぎると溶けるまでに時間がかかりすぎてしまうんですが、ぜひコップからはみ出る位の量を。
そしてそれから水を、コップのふちギリギリのヒタヒタになるくらいまで入れます。
そーっとそーっとってしなきゃいけないくらいの、コップギリギリ。
このあとは、ひたすら待ちます。
自由研究なので、子どもに「あふれる?あふれない?」の予想をさせることを忘れずに。
もし可能であれば、そう思った理由も一緒に考えておくと自由研究っぽくなります。
さて、待つこと数分。
じんわりと溶けていますが、あふれません。
さらに数分。
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大方溶けましたが、まだあふれません。
またまたさらに数分。
溶けたー!
しかしあふれない!ギリギリのところで水は溢れてません。
実験結果:水はあふれない。
なぜ水は溢れなかったのか?
水は氷になるときに、体積が膨張します。
物質はだいたい固体になるときは小さくなるので、水はけっこうレアケース。
そんで、氷を入れたコップの中に水を入れたとき。この状態ですね。
この状態で水の外に出ている氷は、「体積が膨張した部分」なんですね。
氷→水になるときに、なくなってしまう部分です。
だから、水の中の氷が溶けてしまってもコップの中の水の量は変わらないので溢れないという結果に。
ちなみに、コップの側面についている水滴は、空気中の水蒸気が冷えて水になったもの。
コップからこぼれた水ではないので、そこらへんの説明もしておいたほうがいいかもです。
水と氷の自由研究のまとめ方
幼稚園児はまだ字を書けない場合も多いと思うので、親の手助けがかなり必要になってくるかなと思います。
大きな紙一枚にまとめるよりも、ノートのような紙に一枚ずつ書いたほうが分かりやすいかもです。
なぜこの自由研究を始めたか
「おもしろそうだったから」「ジュースに氷を入れたから」などで十分かと思います。
どうなるかの予想
書けそうであれば書いたらいいと思いますが、
( )水があふれると思う
( )水があふれないと思う
親がここまでを記入して、子どもにどちらかマルを書かせるっていうのでもいいかなと思います。
実験の方法
この実験は簡単なので、そこまで細かな方法の記載は必要ないかなと思います。
写真を使うと文章がなくても分かりやすいので便利。
実験結果
こちらも、ぜひ写真を使ってみてください。
自由研究を見るのは子どもたちだろうと思うので、分かりやすくするのが最大のポイント。
まとめ
水と氷を使ったこの実験は、簡単なわりに学ぶこともあるっていう優秀なもの。
親が少しずつ説明をしながら、実験をすすめてみてください。
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