小学校の通知表の保護者コメント欄の文例

学期が終わるごとに子どもが持って帰る通知表。

親としては、楽しみでもありちょっと怖くもありっていう存在ですが、なかなか見えづらい小学校生活の評価が知れる大事なツールでもあるんですよね。

ただ毎回困ってしまうのが、通知表の保護者コメント欄に何を書く?っていうこと。

あまりにも味気ないことを書くわけにもいかないし、かといって書きたいこともないし…。

そんなふうに思っている方に、「こんなふうに書くといいかも!」という文例の紹介です。

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小学校の保護者コメントには何を書く?ポイントをおさえてサックリ書こう

通知表の保護者コメントは「通知表の中身を確認しました」という意味のあるもので、押印と同じようなものだと思うんですね。

「きちんと中身を確認しました!問題ありません!」みたいな。

だから書くべきコメントは、通知表を確認したことが分かるような内容がいいかなと思います。

コメントを書くためのスペースがどれくらいあるかにもよりますが、基本的には

・先生へのお礼

・通知表の評価や所見を見た感想

・最後の締めくくり

このような感じでまとめていくと、だいたい2行くらいにおさまるんじゃないかと思います。

もしもっとスペースが多い場合は、今後の希望や抱負のようなものを、最後の一言の前に入れてもいいと思います。

通知表の保護者コメントは立派なことを書く必要はない

学校の先生への一言となると、「変なこと書いたらダメだし…」「どうしよう…」

気を負いがちですが、前述したようにコメントは確認印と同じようなもの。

先生からしてみれば、中身に問題がないことを確認したっていうことが確認できれば、それ以上のことを親からのコメントに求めてはいないはず。

・ネガティブすぎる言葉を書かない

・子どもの悪口を書かない

こういった基本的なことを守っていれば、思ったことや通知表を見て感じたことをそのまま書けばいいのではないかと思います。

小学校の通知表の保護者コメントの文例

さて、では通知表の成績によって場合分けしつつ、保護者コメントの文例を紹介します。

子どもの様子に合わせて文章を入れ替えたり、修正したりしてみてくださいね。

通知表が思ったよりも良かった場合の保護者コメント文例

今学期はお世話になりました。

算数の評価が上がったことを喜んでおり、○学期はもっとがんばりたいと言っております。

引き続き、よろしくお願いいたします。

通知表の評価に対して、子どもが言っていたことなどを入れてもいいですね!

大変お世話になりました。

授業の中で一番好きだと言っていた算数の成績があがり、本人も鼻が高いようです。

先生がしっかりと教えてくれたおかげだと思っております。

○学期もどうぞ、よろしくお願いいたします。

家で一番がんばって勉強していた算数の成績が良くなり、親子ともども嬉しく思います。

しっかりと見ていてくださり、ありがとうございます。

○学期もがんばると言っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

家での勉強方法や好きな教科などをからめながらコメントするのもいいかも。

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次の学期にがんばりたいことも盛り込むといいですね!

家では計算の勉強をするのが好きなようで、先生から褒めてもらったのを自慢に思っているようです。

今回の通知表も、誇らしそうに見せてくれました。

いつもしっかりと見てくださいまして、ありがとうございます。

「算数をがんばった」と子どもが言っている通り、算数の成績が上がっているのを見て、親としてはとても嬉しく思います。

○学期は算数だけではなく、他の教科でも授業中の挙手をがんばりたいと言っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

思っていたよりも通知表の成績が悪かったときの保護者コメント文例

成績が良かったときよりも書きにくい、成績が悪かったときの保護者コメント。

親だからか、子どもをくさすようなことを書いてしまいがちですが、ネガティブ発言ばかりしてしまうのはNG。

反省点を書くのは問題ないですが、良い点や次の学期に向けての抱負なども書いておくといいですね!

苦手な算数も頑張って欲しいのですが、本人は体育と音楽が楽しかったと言っております。

家で学校での話を聞かせてくれることも多く、充実した学校生活を送っているようです。

得意なことと不得意なことが分かれている子ですが、○学期は不得意な教科も頑張っていけるようにしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

○学期は大変お世話になりました。

今回成績が下がった部分について、どうやら本人には思い当たることがあるようでした。

自分なりに考え、次は授業中の挙手やテストなどをしっかり頑張りたいと言っております。

ご迷惑をかけることもあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

今学期は全体的に成績が下がっているように思いました。

本人に聞いてみたところ、自分なりに心当たりがあるようでした。

○学期は自信を持って通知表を受け取れるようがんばりたいと言っておりますので、ぜひお力添えをお願いいたします。

先生に対して「〇〇してほしい」のような指導のお願いは、通知表のコメント欄よりも懇談や電話など、直接話す機会に言ってみた方がいいんじゃないかと思います。

通知表のコメント欄は、子ども自身ももちろん見るし、子どもの友達も読むかもですしね。

・ご指導よろしくお願いいたします。

・お力添えをお願いいたします。

このあたりの、フワッとした文言で終わらせておくといいんじゃないかと思います。

通知表の保護者コメントに書くことがないときの文例

成績はだいたい前回と同じようなもの。特に言いたいこともない……。

こういうことってけっこう多くないですか?

先生へのコメントっていう性格柄、本当の本音で書けるわけはないし、そうしたら書きたいことは特にないっていう。

何を書こうかと迷ったときは、家での様子や休み期間中のできごと、子供の好きなものなどを書いていってもいいのではないかと思います。

今学期は大変お世話になりました。

家では毎日宿題を終えるとすぐに友達と遊び、充実した学校生活を送っているようです。

家事の手伝いをしてくれることも増え、頼りになっています。

今後もぜひ変わらずご指導いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

○学期は、大変良くしていただきありがとうございました。

休み中は下の子の面倒をよく見てくれて、家族の中でも頼れる存在になってきています。

学校生活でもそんな姿を見ていただけるよう、がんばっていきたいと言っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

学校の中だけでなく、放課後や家の中で子どもががんばっていることを伝えるといいですよね。

まとめ

通知表の保護者コメントは、勉強の様子や感想を伝えるのももちろんですが、親しか知らない子どもの様子やがんばっていることを先生に伝えるチャンスでもあります。

堅苦しく考えすぎる必要はありませんが、自分の子どもの良いところを書いてみてくださいね。

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