私の頃はどうだったっけなぁと考えちゃうんですが、最近の小学生ってお年玉の総額がけっこう多いです。
子供の人数が減ったから、一人頭の額が多くなったのか?とかも思うけど、「親世代が子供の頃」と比較すると多い気がします。
そりゃ、多かったら子どもはうひゃひゃ♪なんですが、親としては、そのお金どうしようか?と。
管理方法や使いみちに関して、ちょっと考えなきゃなんですよね。
さて、小学生のお年玉の使い道や管理ってどのようにしていったらいいでしょうか。
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小学生のお年玉、もらったお金はどうしてる?わが家の場合
株式会社学研ホールディングスの調査によると、小学生がもらうお年玉の総額は『19,386円』(2017年)
2015年から3年連続で、増加傾向にあるとのこと。
この金額って「全額自由に使っていいよ!」というには多すぎる気がするんですよね。
たいして欲しくないものにでも、その場のノリで買っちゃって使い果たしてしまいそうな気がする。
せっかくもらったお年玉を、1年先の記憶にも残らないような使い方をするのは気が引けます。
だからわが家ではこんな感じに。
・残りのお金は子供名義の口座の中に、自分で入金させる。
手元に残す金額については子供本人に決めさせますが、慎重な性格がそうさせるのか分からないけど、特別に欲しいものがない限りはそれほど大きな額は残そうとしません。
わが家の場合は、2000円くらいが自分のお財布にいれる金額。
それ以外は、自分名義の通帳の中に入れるっていうふうにしています。
通帳の中に入れたお金は、大きくなってからやりたいことができたときに使うもヨシ。
大きくなってなくても、特別にどうしても欲しいものができたときに使うもヨシ。
一度入金したものを出してしまうのは、子供心にも抵抗が小さくはないようで。
今のところは一度も出金せず、貯めていっています。
小学生のお年玉の管理は子どもにさせるべき?親がするべき?
お金の管理方法って、学ばせたいと思っている親は多いものの、その機会は少ないんですよね。
お小遣いほどの少額であれば、必要なものを買うだけでなくなってしまう場合もありますし、親も子もなぁなぁな感じになってますしね。
お年玉って、子どもにお金の管理方法を教えるいいきっかけになってるんじゃないかと思うんですよね。
SBIホールディングスの調査によると
自分の子どものお年玉を「親が全て管理」または「親と子どもでそれぞれ管理」している親は64.3%と、約3分の2にのぼりました。
未就学児の親も回答に含まれているので、小学生に限定するならばおそらく、50%~60%くらいが親管理または共同管理になっているのではないかと思います。
わが家の場合は、共同管理ですね!
なんとなくですが、子ども一人に管理させるほど、私から我が子への信頼度って高くないっていう。
小学生未満の場合は、ほぼ親の管理でいいと思いますが、小学生になったら少しづつ自分が管理できる範囲を増やしていくといいかなと思います。
子供にとってお年玉って、年に一回、日常では手にすることのない金額がもらえます。
それだけに、すごく貴重な経験もできるんじゃないかと思うのです。
・欲しいものがあるならそれに向かって長期的にお金を貯めること
・計画的に使うこと
口で言ってきかすのとは全く違って、実際の経験から学ぶと身につくのも早いです。
めちゃくちゃな使い方をすれば「何に使ったんだっけ…?」ということになりますし、
無計画に最初にガバっと使っちゃうと、後半で何もできないっていう悲しい結末に。
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どういう使い方であれ、基本的なことは親が教えてあげて、そのあとはある程度は子どもに考えさせてみるっていうのも大切かもです。
お年玉の管理を通して子どもはお金を学ぶ
たしか菅井敏之さんの著書だったと思うんですが(うろ覚え…!)、子どもとお金について
・社会でお金がもらえるのはどんな時なのかを学ばないといけない
・今あるお金をどのように分けていくのかを学ばないといけない
っていう感じのことが(うろ覚え( ゚д゚)ハッ!)書いてあったんですよね。
お年玉に関しては「今あるお金をどのように分けていくのか?」ってとこに当てはまると思うんですが、これって家計管理と似てるところがありまして。
よく家計管理をするときに、「3つに分けなさい」的なことが言われます。
・日常的に使うお金
・貯めるお金
・特別な出費用のお金
子供の場合は「特別費」は親から出ることが多いので、「日常的なお金と貯めるお金」に分類されるかなと思います。
お年玉はまず、2つに用途を分けることからですね!
お年玉の管理で親ができるのは見せることだと思う件
わが家の上の子は現在高学年。
100%子どもにまかせるほど信頼度は高くないので、見守りつつ自己管理してもらってます。
その際、私がしたことは「日常の家計管理を見せる」ということです。
生活費になる紙幣をズラッと並べまして、「これ以外のお給料は貯金と光熱費などの引き落としだ」と。
この中で、
母「食費が一ヶ月でだいたい〇〇円使うでしょ」その分の紙幣を横によける
母「洗剤とかの日用品が〇〇円くらいでしょ」その分の紙幣を横によける
……
母「余ったこれだけのお金が、家族みんなで遊ぶレジャー費用になります」
母「ディズニーランドにもし行きたいと思ったら、何ヶ月かレジャー費を貯めなきゃです。」
本当はお給料全部を引き出してきて、目の前で仕分けしていったら良かったんでしょうけど、面倒でやめちゃいました。(なんだ)
でもなんとなくでしょうけど、使途を考えなくちゃいけないことや、貯めてできることがあるっていうのを分かってくれた気がする。
だからってわけじゃないと思いますが、わが家の子どもたちの、お年玉の中の貯蓄割合は高めです。
今はまだ、欲しいものはサンタさんと誕生日で十分まかなえてるっていうことでしょうね、きっと。
小学生のお年玉の使い道はなに?親の口出しは最小限がいいと思う
・貯金するお金
・自由に使うお金
お年玉を2つに分けてそれぞれの金額を決めたら、自由に使うお金に関しては、わが家は子どもに自由に決めさせています。
「これはちょっと嫌だ」って思うものに関しては、「ママは嫌だ」っていうのは伝えますが、あんまりこういう例はないです。
だいたいは、しょうもないものに使ってますが、これはもう何も言わないようにしています。
大人にとっては価値のないものでも、子どもにとっては宝物ってあるあるですもんね。
お年玉の中の「自由に使えるお金」は、自由に使いたいから設定した金額です。
そこに親が積極的に口を出してしまうと、まったく自由じゃなくなってしまいます。
親が決めたラインを超えなければ、自由にお金を使って自分の好きなものを買うっていう経験も必要なんじゃないかと思います。
わが家の小学生がお年玉の使い道に選んだもの
ちなみにわが家の場合は、
・本(主にマンガなどの娯楽っぽいやつ)
・アクセサリー(それなら買ってあげるっていうものでも買っちゃう)
・ゲームソフト(中古を買うっていう賢い)
・ぬいぐるみ(わりと巨大で迷惑)
大きなものはこんな感じですが、こういうものよりも、メモ帳とか鉛筆とかそういう細々したものを買ってることが多いかも。
女の子なので余計にそういう傾向が強いのかなと思います。
お正月は、ショッピングモールなどに行くことも多いですよね。
そうすると何かしら欲しい気になって、小物をいくつか買って、数日たったら放置して忘れてるっていうことも多々。
まぁそれも経験なのかなって思うシダイです。
まとめ
小学生になったら少しづつ、お年玉の管理範囲を子どもに広げていくといいかなと思います。
最初は親が見守りながらのほうがいいですが、お年玉は、お金の管理方法を知るための良いきっかけになります。
子どもにとっても親にとっても、お年玉で良い経験ができるといいですよね。
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