生卵を食べる習慣がある国は少なく、日本の生食文化は外国から驚かれることもしばしば。
(‘ω’)「うわっ…生卵なんて食べれるの…?」
そう言われたとて、生卵はおいしい!卵かけご飯やすき焼きなどなど、どう考えてもおいしいじゃないか!
そしておいしいだけではなく、母親からすると楽ちんでもあるわけですね。
とはいうものの、生だけに食べさせ始める年齢は気になるところ。
生卵って、子どもが何歳くらいから食べさせてもいいんでしょうか。
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生卵を子どもに食べさせてもいいのはいつから?
生卵を食べさせてもいいかどうかについては、その子の持つ免疫力の高さやアレルギーの有無によっても変わります。
そのため、どの子にも一律に「何歳からならOK」という指標がつきにくいものでもあるんですよね。
一方で「何歳以下は食べないほうがいい」ということについては、農林水産省で明記されてます。
2才以下の乳幼児や高齢者、妊娠中の女性、免疫機能が低下している人は、生卵を避け、できる限り十分加熱した卵料理を食べるようにしましょう。
まずは基準として、2歳以下は生卵を食べないほうが良いということ。
そして「いつから生卵を子どもに食べさせてもいいのか?」については、一説では「8歳ころから」とも言われていますが、
消化管の成熟が免疫能を含め完成するのは10歳前後です。
(中略)
「何歳から」という問いには、「専門家」として問われれば、「10歳から」とお答えしなくてはなりません。
このように、「10歳から」と言われる場合も。
お刺身やお寿司、日本にはたくさんの生ものを食べる機会があります。
中には「刺身は食べさせてるけど生卵はちょっと…」と言う方もいるはず。
なんとなく生卵って、初めて食べさせるときには怖いなって思っちゃうんですよね。
生卵はサルモネラ菌による食中毒の危険性がある
サルモネラ菌は、人はもちろんのこと、牛やにわとり、豚などの腸内、河川や下水など広く存在している菌。
サルモネラ菌による食中毒の原因になる食材は、食肉や卵などです。
特に卵に関しては、生で食べたことによる子どもの食中毒被害もあり、中には亡くなってしまうケースもあります。
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もし生卵を食べるのに十分な年齢に達していたとしても、気を付けたいことが以下。
卵をきちんと洗ってから調理する
販売されている卵の中には、卵自体が洗浄されていないものもあります。
殻にサルモネラ菌が付着している場合もあるんですね。
食べる前、割る前にはきちんと洗うようにして、その際にはしっかりと手洗いすることも必要です。
また、すき焼きのときなどに卵を割らずに殻のままお皿に入れておくのもNG。
基本的に「卵の殻は汚れている」と思っていたほうがよさそう。
卵の賞味期限をきちんと守ろう
卵の賞味期限が過ぎている場合は、加熱(70度で1分以上)したうえで食べるようにします。
ただ子どもの場合は、賞味期限が過ぎたものはやっぱり不安。
加熱したとしても、食べるのは大人だけにしておいたほうが良いかもです。
また、冷蔵庫保管をしていない場合は、賞味期限が過ぎたものに関しては廃棄したほうが安心です。
子どもに食べさせるときは新鮮なものを調理してすぐに
子どもに生卵を食べさせるときは、賞味期限にかかわらず新鮮なものを。
調理し終わったらそのまま放置せずに、すぐに食べるようにしてください。
子ども本人の体調も重要
アレルギー反応や体の不調って、体調が悪いときには強く出ます。
同じ食べ物でも、体調が悪く免疫力が低下している場合にはなんらかの症状が出てしまうことも。
初めて食べさせるときは特に、子どもの体調が良いときにしたほうが安心です。
アレルギーの場合はより一層の注意を
卵アレルギーで生卵を食べさせるってことはないと思いますが、アレルギー体質の子の場合はより慎重になったほうがいいかなと思います。
・加熱した卵なら大丈夫だったけど、生はだめだった
・魚卵が大丈夫だから鶏卵も大丈夫かと思った(魚卵と鶏卵は違う)
そんなこともあるあるです。
わが家のアレルギー体質な子が生卵を食べた年齢
わが家の上の子は、今11歳。
卵アレルギーではないけど、少しアトピーがあったり花粉症だったりと、アレルギー体質ではあるんですね。
そんな子が、最初に生卵を食べたのは10歳になってから。半熟卵を食べたのも10歳を過ぎていたと思います。
わが家は下の子が卵アレルギーなので、なんとなくちょっと怖かったんですよね。
周りの子たちと比べると、生卵の食べ始めは少し遅いほう。
もっと早いうちから「朝ごはんは卵かけご飯!」っていう子もいました。
お刺身は食べさせてたのにね、なんか生卵は別枠な気がして10歳になるまで待ちました。
まとめ
・2歳以下に生卵はやめておいたほうがいい
・10歳以上ならトラブルになりにくい
とはいうものの、子どもによって個人差があります。
大人になっても食べられない場合もありますし、小さい子でも問題なく食べられることも。
これらのことは参考程度に、子どもの様子を見ながら食べ物を決めるようにしてみてくださいね。
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