暑いときや寒いとき、公園で遊ぶのがつらい季節になると、子どもの友達が家に遊びに来ることがあります。
良い子ももちろんたくさんいるのだけど、中には、自分の子と仲良くしてくれてると思ってもなお、イライラしてしまう態度の子もいます。
「一度ならいいか」「最初何も言わなかったら次からも同じかも」
他人の子どもを注意したり怒ったりするときって、怒る前も後も悩むもの。
家に遊びに来た子どもの友達に怒って注意したときの、その後の対処法やフォローについてです。
スポンサーリンク
子どもの友だちに怒って注意してしまった!これってアリ?なし?
子どもの友だちが遊びに来ている時間は、放課後のほんの数時間ほどのこと。
それほど長い時間ではないし、子ども同士で遊んでいるのだからそんなに気にならないんじゃ…?と思う方もいるかもしれません。
ですが、ときどき遊びに来てすぐに「あれ?」と違和感のある友だちもいるんですよね。
自分が思う常識に当てはまらない子や、してほしくないことを平然とした顔でする子。
その数時間だけならまだしも、子どもが仲良くなれば何度も家に来ることだってありますし、「あの子を呼ばないで」はギリギリまで言わずにいたいもの。
だとすれば、お互いに気持ちよく過ごすためにも、ある程度の注意や叱りは必要なのだと思います。
子どもであっても、最低限のことは守って欲しいですよね!
私は家に遊びに来た子が、わが家ではしてほしくないことをしたら、注意するようにしています。
だって、してほしくないことをされると、今後家に呼ばれるのが嫌になっちゃいますし。
子ども同士の様子を見ていて、「気が合うんだろうな」「楽しそうだな」と思う相手の場合には、余計にきちんと言っておかないとだなと思っています。
遊びに来た友だちに注意すること、しないこと。決めておくと楽
他人の子どもに注意をするのは、気持ちの良いものではありません。
でも、嫌だなぁと思いつつ毎回我慢するのもイライラがつのってストレスになります。
そんな場合は「これをされたら注意するし怒る」「ここまではまぁいいか」というラインを決めておくようにすると、少し気持ちが楽になります。
私の場合の線引きは
・冷蔵庫や棚など、許可していないのに勝手に開ける
・禁止したことを行う
・陰湿なイジワルをする
この3つに関しては、私自身がとてつもなく不快になるので怒ります。
といっても、自分の子どもにするようには怒れないので(小心者なのです)厳しめに注意します。
一般的によく言われる「挨拶しない」「お礼が言えない」などは、私はスルーしちゃうんですよね。
おそらくその子のためを思えば注意してあげたほうがいいし、怖いママだと思われても、礼儀は身に着けたほうが絶対にいいです。
が、私はスルー。
私がその子に良い印象を持たないように、どこに行ってもよく思われない子になるんだろうなぁと思いつつスルーです。だって面倒だもん。
スポンサーリンク
そういうママがいるおかげで、子どもたちのマナーが育っていくのだと思います。
初めて来た子には、最初に話をしておくといいですね!
「ここの部屋は入らないでね」「勝手に開けないでね」などなど。
小さい子の場合は、まだ他人の家という感覚があまりないかもしれません。
最初に言っておくことで、何かあったときにもこちらから注意しやすくなるかなと思います。
子どもの友だちに注意したその後の接し方
「そういうことはここのお家ではしてほしくないからやめてくれる?」
それだけでも、友だちのママから怒られたり注意されたりという経験がない子にとっては、「ものすごく怖いお母さん」認定されてしまいます。
それが理由になって遊びに来なくなる子は今のところいないですが、もしいたとしても仕方ないですね。
わが家のルールには合わなかったということで、学校で遊ぶなり公園で遊ぶなりすればいいかなと思います。
怒ったり注意したりした後でもぐいぐい遊びに来る子に対しては、他の子と同じように普通に接します。
どちらかというとこういうタイプの子は、打ち解けやすくかわいらしい子が多いです。
基本的には何も考えずに普通に接しますが、一応気を付けていることも。
子どもに対して社交辞令?と言われたらそうなのかもしれないけど…。終わりよければ、ですね!
私のことで子ども同士が言い争いになったとき、「怒ってないよ、だって帰るとき笑ってたでしょ」と言えるかもっていう気休めです。
ですがそれが伝わると遊びにくくなるだろうとも思うので、注意したことも忘れるようにしています。(自己暗示…!)
一度目の注意はできるだけ冷静に説明をして諭すようにしているので、友だちの反応が悪くなるということはあまりありませんでした。
子どもの友だちを叱ったら相手の親への報告はどうする?
前述したように、一度目は「怒る」というよりは「冷静に注意をする」ということのほうが多いです。
しかもわが家の禁止事項はどれも、「誰が聞いても嫌でしょ」というものばかり。
注意をするラインは非常に甘いのではないかと思っているので、相手の親への報告はしないことが多いです。
ただし、相手の子の親と仲が良い場合は「こんなことがあって注意しちゃった」という感じで伝えます。
「私の言い方がきつかったかもしれないから、怖い思いしてたらごめんね」と。
逆に、うちの子が仲良しママ宅に遊びに行って何かしたときも、報告をしてくれます。
責めるというわけではなく、自分の子どものよそのお宅でのふるまいを知るよいきっかけになるからです。
相手の親をよく知らない、もしくはきつく怒りすぎたという場合には
・参観日などで顔を合わせたときに挨拶がてらお話をする
・子どもにまた家に誘うように促す
などでその後のフォローをするようにするといいかも。
子ども同士の関係が良好であれば、親御さんが何か言ってくることは少ないですし、わだかまりも大きくはならないはず。
自分と同じ考えを持っているママだったら、注意してくれたことをありがたく思うかもですしね。
まとめ
個人的には、子どもの友だちを注意したり怒ったりするのはアリです。
うちの子が遊びに行ったときもそう接してほしいし、気持ちよくお家遊びするうえでは必須ではないかと思います。
ただやはり子どもなので、親を怖いと思う気持ちが友だち関係を壊すようなことがあると悲しい。
注意した後のフォローを大事に、良い関係を築けていけたらなぁと思います。
スポンサーリンク