スマホ所持年齢がどんどん下がってきていて、最近では小学生でもわりと多くの子がスマホを手に公園で遊んでいることもあります。
多くの親にとってスマホは「どちらかというと持たせたくない」「なくてもいいならないほうがいい」というスタンスだと思いますが、ゆくゆくは持たせるしかないかなとも感じているのではと思います。
さて、わが家の長女である中学1年生は、小学校卒業直前にスマホを持ち始めました。
約半年たちまして、実際の使い方や要不要などの感想を私なりに伝えられたらと思います。
子どものスマホどうする?と悩んでいる方の参考になればです。
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中学生女子にスマホは必要か?不要か?
金銭面でいえば、大手キャリアを選ばなければ、スマホの料金なんてたいした出費にはなりません。
外でゲームや動画をガンガン見続けるとかなら別かもですが、主な使用場所がWi-Fi下にある自宅なのであれば、キッズケータイと変わらない値段になるのではと思います。
ちなみにうちの子が使っている楽天モバイルは、一か月1Gまでなら無料で使えるので、自宅で使うことがメインになっているわが家の場合は支払いは発生していません。
子どものスマホを考える際、障壁になっているのは金額ではなく使い方や使用時間、トラブルなどではないかと思います。
スマホなんてもはや友だち同士のラインのために使っているようなものだし、連絡手段としては気軽ではあるけど。
ラインでの深刻なトラブルを聞くことも多いですし、胸が痛くなるような事件の数々は他人事ではありません。
わが家はいくつかのルールを設けて小学校卒業直前にスマホを与えましたが、その時期に与えた理由は主に2つ。
・地元の中学校には通わないので、小学校の友だちとの連絡用に
・電車通学になるのでGPS機能として
遠方に引っ越すわけではなかったので、一番のきっかけは中学校入学後の電車通学です。
登下校中に何かあったときに、親が子どもの正確な確認できること、子どもがすぐに親や学校に連絡できることが必須でした。
いろんな地域から生徒が集まる学校なので、学校的にもスマホの持ち込みを許しています。
中学生でもスマホを持っていない子ももちろんいる
もちろんですが、中学校のクラスの中にもスマホを持っていない子だっています。
割合的には、クラスの1割がスマホ不所持っていう感じでしょうか。
でですね、メリット部分だけを述べるのであれば、やはりスマホを持たせると便利です。
帰宅時間が遅いとき、GPSで調べることでどこにいるのかかなり正確にわかる。(わが家のキッズケータイはなかなか接続できず分からないことが多かったのです。)
学校の先生に聞くほどでもないけど知っておきたい、明日の持ち物や小テストの内容などを簡単に友だちに聞ける。
ラインのやり取りができるので、親からのメッセージを読んでいるかいないのかの確認が容易。
遠方に通う子を持つ親としては、スマホがあったほうがだんぜん便利だし、安心です。
うちの子は女の子なので特に、今いる場所が分かるのは大きなメリット。
暗くなってからの帰宅の場合は、最寄駅まで迎えに行く時間が読みやすいです。
ですがこれもまたもちろん、スマホは良い部分だけではなく、親が考える理想的な「中学生のスマホの使い方」を逸脱することはあるわけですね。
ルールを決めていてもそうなので、どれだけ言い聞かせて使わせても多少は目をつむらないといけない場面も出てくるのではと思います。
中学生女子のリアルなスマホの使い方。わが家の場合
当初の予定では、スマホの使い方として考えていたのは
・親との連絡用
・友だちとの連絡用
ラインの使用がメインで、他のことでインターネットを使うときは、家のパソコンを使うように言っていました。
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外出先で調べないといけないことがある場合は別ですけどね、家にいるときは使用状況が分かる共用のパソコンを使えと言っていました。
そのため、スマホを使うのは1時間に設定。
1時間が過ぎると自動的にロックされるような設定になっています。
その他、YouTubeはアプリ自体がインストールできず、何かのアプリをダウンロードする際は保護者の承認が必要。
何をどれだけ使ったのかも、すべて親のスマホから管理できるようになっています。
(‘ω’)「これだけ制限があるから、自分で使い方を考えてね!」
(‘ω’)ノ「もちろん!必要なこと以外では使わないよ!」
というのが半年前。
いざフタを開けてみれば、友だちとのラインのやり取りだけで1時間をすぐに使ってしまい、親がラインメッセージを送っても見ていないということもしばしば。
ロックされて翌朝スマホを見てみると、百件近くのライン未読がたまってる。
YouTubeのアプリはダウンロードできないけど(アンドロイド端末なので)、ネット検索したら動画が見れるから普通に見てる。
暇なときについスマホに手が伸びるっていう、やっぱりそうだよねっていう状況になってるのが今。
うちの場合はゲームに興味がないのでまだいいですが、ゲームを始めてしまうと1時間なんてあっという間。
「スマホでゲームするのもスイッチでゲームするのも変わらない」と思えなくもないけど、肌感的にはやっぱり違うよねと思ってしまう。
その一方で、スタサプの動画を見ていたり、理科で出てきた微生物の姿を確認したりと、有益な使い方もしています。
教科書だけではわかりにくいことを、ネット検索で補っている様子もよく見受けられます。
だから多分、全部が全部悪い使い方というわけではない。
それも分かっているけど、親の意に沿わぬ使い方も同居していて、こちらとしてはどう声をかけるべきか迷うことも多いです。
はた目から見てると、遊んでるのか勉強してるのか分からないですしね。
中学生女子のスマホの使い方には個人差が大きい。親の監視はやはり必要
自分の子どものスマホの使い方に関して、ある程度は裁量を持たせてあげたほうがいいと思うし、変な使い方はしないだろうと信じている面もあります。
ですがやはり中学生はまだまだ子ども。
親の監視はどうしたって必要だろうと思っています。
現在のスマホ契約は、子ども名義にするならば保護者の管理アプリを導入することが必須になっています。
うちの場合はアンドロイドなので、『ファミリーリンク』というグーグルのアプリで親と子のスマホがつながっている状態。
私は子どものスマホのあらゆる設定を、自分のスマホから管理することができます。
それこそ、何を何分使ったということから現在の場所、残りの充電まで、多くのことが分かります。
ですが、「ラインを○○分使った」は分かっても、その中身まで分かるわけではありません。
ラインが主なトラブル源となることが多いので、見るよ宣言はしているし、夜に定期的にチェックもします。
本人は嫌でしょうけどね、変なことしてたら嫌だもん。仕方ないじゃすまないし。
もし「ラインを見ないで」や「見られる前に消去」みたいなことがあれば、そのときはスマホは使用禁止かなと。
ネット検索とラインの使用を不許可にして、GPSのためだけに持たせるようにするかもしれません。
こういう選択肢があるのが、予防線になっている部分もあるのかもしれません。
中学生女子のリアルなスマホの使用時間
前述したように、設定してあるのは1日1時間まで。
この中でおさまることもあればおさまらないこともあり、どうしてもというときは時間を延長しています。
あくまでわが家の場合ですが、平日は1時間~1時間半。休日は2時間~3時間。
休日にスタサプを使って勉強するときは、3時間以上スマホを使用することもあります。
この場合は、本当にスタサプを利用しているのかどうかを確認しつつですが、今までの最長で1日4時間です。
まあ大人の使用時間に比べると少ないのかもですが、中学生って考えるとやっぱり長いですよね。
うーん、もうちょっと考えなきゃかもです。
まとめ
子どものスマホって、中学入学前後が持たせるきっかけの一つになるかなと思います。
便利に使える一方で、まだ判断能力の乏しい子どもなので、親が管理しておかないといけない部分も多くあります。
わが家もまだ模索中です。
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