一昔前は、公立小学校でも制服で登校する風景を見かけることもありましたが、今では制服着用は私立小学校くらい。
多くの公立小学校では、私服で登下校していると思います。
なじみのある地域の小学校ならまだしも、そこまで知り合いが多くない場合、転勤などで新たな小学校に通う場合。
(‘ω’)「みんなどんなの着てるの?新しく買わなきゃダメ?」
不安に思う方のための、公立小学校の私服についてのまとめです。
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私服の公立小学校の服装の選び方は?気を付けたいポイント
制服じゃないと言っても、そこは公立小学校。
そこまで特別なことを考える必要はなく、基本的には手持ちの洋服で十分まかなえるかと思います。
ただし、登校のときに着ていった服装は、体育などの着替えがあるとき以外は一日中着ているもの。
子どもがより過ごしやすいようにするためには、いくつかの注意点があります。
小学校の服装は汚れてもいいものにするべき
前述したように、小学校に着ていった服装は、基本的に一日中ずっと着たまま。
休み時間もお昼休みも、ずっとそのままです。
中には校庭に出て思いっきり遊ぶこともあるでしょうし、遊び方によっては激しく汚してくることも少なくありません。
子どもなんだから、むしろ汚して帰ってくるくらいのほうが安心ですよね。
高価な洋服を着せていきたいときもあるかもしれませんが、できるだけ汚してもいいと思える服装のほうが、親の気持ち的にも楽。
汚れた洋服を見るたびにため息をついちゃうようでは、親子ともに楽しめません。
毎日掃除をしているはずなのに、必ずと言ってもいいほど靴下の裏は真っ黒。
「上靴履いてるはずなのに…」「なぜこんなに砂が入るの…」
よそ行き用の靴下は、1日で黒くくすんでしまうこともあるので要注意です!
激しく汚れてもいい服が一枚あると安心
絵の具や書道など、学年によっては激しく服装が汚れてしまいそうな授業があることも。
「気を付けて!」って言ってても、汚すときは思い切りの良い汚し方をして帰ってきます。
わが家の場合は、長そでカットソーの肩から手首にかけて、絵の具が飛び散っていることがありました。
アクリル絵の具だったので、つけ置き洗いしても取れず母は涙。
どんだけ汚してもいいっていう服が、一枚クローゼットの中にあると安心。
汚しそうな授業がある場合には、その服を着てもらうようにしています。
リサイクルショップとかで、数百円くらいで買えるやつ常備中です。
小学生にとって動きやすさは重要!
高学年になるとオシャレに目覚めたり、好きな洋服の系統が定まってきたりと、服装に変化が訪れることもあります。
ですが、小学生はそのままの服で走り回ることも多いです。
動きにくい服装だと、遊べないというだけではなくケガにつながることも。
「動きにくいけど子どもが好きな服」に関しては、休日のお出かけのときのためにとっておいて、平日の学校の中では動きやすい服装のほうが安心です。
低学年は着脱しやすさもポイント
うちの子が行っている小学校では、入学から数回目までの体育の授業は、「私服から体操服に着替える」ということだけでした。
なんでもない単なる着替えなんですが、低学年の子にとっては時間がかかるものなんですよね。
特に1年生の場合は、着脱しやすさは重要なポイントになります。
・ボタンが多いものを避ける
・スキニーなどの窮屈なものを避ける
・後ろにチャックがあるなど、他人の手が必要なものを避ける
手先が器用になってきたら問題なく着られるようになるので、それまではサッと脱げてサッと着られるものを。
一人だけ着替えが遅くなってしまうと、子ども自身も焦って嫌な思いをしてしまうかもです。
小学生でも女の子は下着が見えない気づかいを
最近は学校から不審者情報の共有などもさかんに行われていて、地域の警察と連携していることも多いです。
入学するときに、地域情報の共有ページに登録するように案内されることも。
女の子は、低学年でもそういった危険があるんですよね。
・高学年は特に、胸元の開いていないものを
・スカートをはくときはオーバーパンツ着用
下着が見えない気づかいは、女の子ママには必要です。
子どもの服のサイズ選びは慎重に
この時期の子どもの成長はすさまじく早いので、ついつい大きいものを選びがち。
わが家も、「2年間は着てほしい!」「できれば3年間、いけるか…」つねに大きめサイズです。
ですが、大きすぎるものを選ぶと、けがの原因になったり裾が汚れてしまったりと、結局長持ちしないという悲しい結果になることも。
・袖口は鉛筆汚れがつきやすいので、まくる・縫うなどの対処を
・ズボンの裾は長いと転びやすいので、塗っておくと安心
かと言って、ジャストサイズを選ぶと、ワンシーズンさえも着られないという笑えない事態になることも。
サイズ選びは難しいですが、1サイズ上くらいが無難なんじゃないかと思います。
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男女別!公立小学校の私服のおすすめ
さてでは、男女別に公立小学校に着ていくおすすめの私服をまとめてみました。
ざっくりと季節別に分けて、「こんな服を着ている子が多いよー」という参考情報です。
男の子の公立小学校の服装
外で活発に遊ぶことの多い男の子は、基本的に薄着な子が多いです。
少し肌寒いと思われる時期でも、校庭を走り回っていると暑くなってきます。
調節しやすい格好にするといいかもしれません。
少しずつ温かくなってくる季節。
長袖Tシャツか半袖Tシャツに、半パン、もしくは長ズボンという子が多いです。
運動会の時期が春の場合は、4月から練習が始まる学校もあります。
長袖にするよりは、半袖の上にシャツなどの羽織れるものを用意しておくといいかもしれません。
もっとも暑い時期は夏休みですが、7月に入ると相当暑い日が続きます。
半袖&半パンの子がもっとも多く、私が住んでいる地域ではタンクトップの子は少なめです。
強い日焼けが気になる時期でもあるので、タンクトップだとやけどのようになってしまうかも。
この時期の帽子は必須。
男の子はキャップを使う子がほとんどなので、指定の帽子がない場合は用意しておくといいですね。
少しずつ肌寒くなってくる時期ですが、初秋ならまだ薄着の子が多いです。
朝夕は冷え込みますが、昼間の気温は高くなることもありますし、動いていると暑くなることも。
長袖シャツ、薄手のパーカー、少し分厚い上着など、その日の気温によって調節できそうなものがあると便利かも。
インナーには走り回ることを想定して、薄手のものを着させてもいいかもしれません。
「暑くなるから薄着で」とは言っていられない季節。
ですが最近は公立小学校でも、教室の中は冷暖房完備されていることも多いです。
実際に、冬の寒さを本当に感じるのは、登下校の間だけということも。
厚着をさせすぎてしまうと、汗をかいて余計に風邪をひいてしまうかもしれません。
トレーナーやニットなどを脱いで調節できるようにしておくのもいいかも。
また、寒さによってインナーを変えるというよりは、上着で調整するといいかなと思います。
真冬に対応できる上着と、もう少し薄めの上着と、2枚持っていると便利です。
女の子の公立小学校の服装
女の子は、特に大きくなってくると、タイプによって遊び方が大きく違ってきます。
教室の中でお話をして休み時間を過ごす子もいれば、外で活発に遊ぶことが好きな子も。
それによって着させるものも違いますし、オシャレが好きな子はこだわりもあるでしょう。
子どもの好みも取り入れつつ、その時期にあった服装を探してみてください。
温かくなる時期なので、厚着はやめておいたほうがいいかなと思います。
Tシャツや半袖のカットソーの上に、カーディガンやシャツを羽織る子が多いです。
4月中旬以降になると、半袖だけで登校する子も多くなります。
肌寒さが気になる場合は、スカートの下に履くオーバーパンツをレギンスに変えてみるというのもいいかも。
レギンスはかなり使えるアイテムなので、この時期には薄手のものを数枚用意しておくと便利です。
暑い時期なので、薄着な子が増えます。
半袖&ショーパン・スカート、タンクトップ&ショーパン・スカートという感じでしょうか。
ただこれも男の子の場合と同じく、日焼けが気になる季節なので、肩を出した服装の子はそれほど多くはありません。
女の子は薄着過ぎると周りの目も気になるので、短いスカートよりはキュロットのようなもののほうがいいかも。
この季節は、オーバーパンツも暑くなりますよね。
肌寒くなる季節ですが、昼間は暑くなることも多いです。
外遊びをしない子でも、厚着をしていると汗ばむこともあるかもしれません。
上に羽織れるものを用意して、子どもが簡単に調節できるようにしておくといいと思います。
薄手のカーディガンやシャツ、パーカーなどがあると便利に使えます。
わが家の子どもたちの冬の服装は、下はタイツとスカートやショーパン、上はカットソーにカーディガンやパーカーということが多いです。
学校の登下校中は、その日の気温に合わせてコートやダウンジャケットを着ていきます。
教室内は暖房があるので寒くなく、寒いのは教室移動のときと登下校のみ。
上着の下に着るものは、暖房がある室内でちょうどよいものを選ぶようにしています。
まとめ
わが家の場合は、小学校に入るにあたって買い足したものはほとんどありません。
高価な服を着ていないからっていうのもありますが、特別な服装をしている子ってほぼいないです。
あって便利だと思うのは、分厚さが違う羽織りもの何枚かと、女の子の場合はレギンスやタイツ。
「調節しやすいもの」を中心に選んでいくといいですね!
小学校に入ると必要な筆箱や鉛筆削りの選び方については、こちらを参考にどうぞ!
https://ameno-ato.com/1794.html
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