愛知県名古屋市港区にある、知る人ぞ知る公共施設『港防災センター』
防災センターという堅苦しい名称ではありますが、子どもが楽しく防災について学べる場所。
展示だけではなく体験ブースも多く、まる一日はムリでも1~2時間くらいならどっぷり楽しめます!
「まだ行ったことない」「今週末はどこに行こう?」
知識を得つつ無料で楽しみたいお出かけ先なら、港防災センターがオススメです!
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名古屋市港防災センターのアクセスと駐車場
名古屋市港防災センターは、地下鉄名港線「港区役所」下車して1番出口から北へ徒歩3分の距離。
港北公園の横を抜けていくと、区役所の横にあります。
電車で行くときは降りてすぐなので分かりやすいんですが、車で行くときは駐車場に注意。
港防災センターには専用駐車場がありません。
そのため、隣接しているいくつかの施設の駐車場に入れなければいけません。
一番近いのは、港区役所の駐車場。
ですがここはもちろん、区役所が閉館中の土日に使うことはできません。
1番近くて駐車料金が安いのは、徒歩5分ほどの距離にある港図書館。
30分までは無料で、30分を超えると一律300円の駐車料金がかかります。
駐車料金の支払いは、図書館内にある精算機で行う必要があります。
図書館が開館しているうちにしなければいけないので、時間に注意です。
駐輪場は防災センターの目の前に。
奥にスロープもあるので、ベビーカーや車いすでも行くことができます。
港防災センターってどんなとこ?できる体験紹介!
入場無料の防災センターではありますが、できる体験は本格的で臨場感のあるものばっかり。
お金とってもいいんじゃないかと思えるくらい、うちの子どもたちは大喜びでした。
体験できるブースは全部で3つ。
・地震体験室
・3D シアター
・煙避難体験
その他に、展示や特別講座なども。
講座に関しては日程が決められているので、事前に施設のHPで確認を。
また、体験ブースはあらかじめ予約が必要です。
30分おきにやっていますが、一度に入れる人数が少ないので思いのほか予約が取りにくいです。
入館したらすぐに、受付で体験がしたい旨を伝えて案内してもらうようにしてください。
港防災センターの地震体験室
防災センター入ってすぐ、1階にあるのが地震体験室。
簡単なレクチャービデオを見た後に、中に入ってスタンバイ。
関東大震災の再現か、濃尾地震の再現か、そのときによってランダムになっています。
濃尾地震は1891年に起こった、岐阜県を中心とした震災で、マグニチュード8.0の内陸直下型地震。
関東大震災は1923年に起こったマグニチュード7.9の地震で、防災の日が作られるきっかけになったもの。
わが家がこの日体験したのは、濃尾地震でした。
見ているときは大した揺れじゃないように見えるんですが、体験してみるとまったく感じ方が違います。
ものすごく怖いし、実際の時間よりすごく長く思えます。
モノがない部屋での体験なので揺れるのが怖いだけですが、自宅だったらえらいこっちゃ。
子どもが揺れにビックリして「…えっ?」って言ってたのが印象的。
防災センターの3Dシアター
2階に上がってすぐにあるのが、伊勢湾台風を体験できる3Dシアター。
伊勢湾台風がおきた当時(昭和30年代)の家を模した作りになっています。
入り口で3Dメガネを渡され、中に。
障子の奥が一面スクリーンになっていて、そこに台風の映像が映し出されます。
「風が強くなってきたよ…」と登場人物が話すと、中に置いてある空調機械から強い風が出てくる。
当時の様子をリアルに知ることができます。
伊勢湾台風はその規模自体もえげつなかったんですが、当時、沿岸部に貯蔵されていた丸太が流されたことも、被害甚大化させた要因でした。
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映像では、丸太がぶつかり合い家屋に衝突する場面がうつしだされます。
防災センターの煙避難体験
※2020年9月現在、感染症予防のため閉鎖中でした。以下は以前体験した時の感想です。
こちらは、火事の際の煙の回り方や避難を体験できるブース。
モデルは食堂です。
食品サンプルが置いているあたり、とても本格的…!子どもの気分があがりますね。
タオルを口元にあてて中に入ると、煙が充満。
一つ一つドアを開けて、脱出します。
前が見えないほどに煙が充満していて、薄暗くて、けっこう怖い。
小さい子は中で怖がることも多いようで、わが家も下の子に何度も確認しました。
小学校でも避難訓練はありますが、実際に煙が出てくるわけじゃありません。
こういう体験は、実際を想像しにくい子どもにとっては非常に貴重です!
防災センターのその他の展示など
ぼうさい教室。
ここでは定期的にイベントや講義をしているそう。
今の子どもたちはほとんど知らない、公衆電話。
AEDの使い方の解説。
展示室では、伊勢湾台風の様子を知ることができます。
階段の踊り場に展示されているヘリコプター。
部屋内の防災グッズをレクチャーするコーナー。
それぞれの家具をどのように固定すればいいかの紹介もあります。
港防災センターの授乳室
港防災センターの1階には多目的トイレがあり、おむつ替えが可能。
2階には授乳室があります。
利用の際にはスタッフへの声掛けが必要ですが、中には洗面台もあるので安心。
港防災センター付近のランチどころ
港防災センターは飲食不可で、ランチをする場所もありません。
ですが、港防災センターの向かい側にはなんとららぽーとが!
ららぽーとには食事ができるところがたくさんあるので、こちらに行くと楽ちん。
また北側にはメガドンキやユニーもあるので、足りないものを買うのには事欠かないはず。
まとめ
無料の公共施設ではあるものの、体験ブースが多く子どもも大人もとても楽しめます!
無料で楽しめるお出かけ先を探している方はぜひ行ってみてくださいね♪
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