卒業で保護者から先生への手紙やメッセージの書き方と文例紹介!

長いようで短い小学校の6年間、入学したときの幼い表情から、卒業を迎える6年生になると頼もしさを感じるほどに。

卒業シーズンが近づいてくると、子どもの卒業式用の服はもちろんですが、先生に向けてのお礼の手紙を用意することも。

PTAなどの役員をしている方は、保護者からの手紙を作成しなくてはいけない場合もありますよね。

「何を書けばいいか分からない!」「どのくらいの量が必要なの?」

慣れない先生への手紙ですが、きちんと書かなくてはいけない場合のポイントと文例の紹介です!

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卒業で贈る保護者から先生への手紙やメッセージの書き方ポイント

子どもにとっては、一日のうちの長い時間を一緒に過ごしてきた先生。

親が見ることのできない学校生活の中での子どもを見守り、指導してくれたありがたい存在です。

先生の対応が良いものだけだったとは思えなくても、思春期の大事な時期を見てもらったことへの感謝は尽きないことと思います。

ですが、先生への連絡は今まで連絡帳での短文のやり取りがメイン。

簡潔な連絡を意識してきた中で、手紙ってなかなかすんなりと書けるものではないんですよね。

先生相手に、しかも卒業を迎えての最後の手紙ともなると、ペンを動かす手が進まなくなるのも当たり前です。

「何を書こうか…」そう思ったときにはまず、先生への手紙の書き方のポイントをおさらいしてみるのはいかがでしょうか。

注意する点を意識していると、書きやすさも変わってくるのではないかと思います。

先生への手紙やメッセージの書き方のポイント

ポジティブな内容に
小学校では「当たりはずれ」という言葉がよく聞かれるように、先生によってはあまり満足な学級運営をしてもらえないこともあります。

自分の子どもが先生とそりが合わなくて、ということも、思春期を迎えた子どもにはよくあること。

ですが、卒業の時に贈る手紙にはできるだけポジティブな内容を書くように。

意見することやネガティブなことは避け、お礼の気持ちを中心に書くようにしましょう。

長くなりすぎないように注意
思い入れがある先生の場合には、あれもこれもと書きたいことが溢れてくるかもしれません。

ですが長文の手紙は、読むほうもかなり大変。

短すぎるのも見栄えが悪くなりますが、長すぎるのも避けたほうが賢明。

便せん1枚におさまる量にとどめるようにするといいのではないでしょうか。

文末に子どもの名前を
わざわざ書かなくても分かるだろうとは思いますが、文末には「(子どもの名前)母」などで、子どもの名前の記載を。

数年たってから読み返しても、子どもを思い出してくれやすくなるだろうと思います。

先生への手紙やメッセージの構成

書くことがなかなか見つからない場合でも、基本的な構成に沿って書くと楽ちん。

・先生へのお礼

・学校生活で印象的だったエピソード

・今後の抱負

・締めの言葉

6年の担任の先生に渡す場合には、エピソードは6年生のときのものを。

渡す先生によって、選ぶエピソードを変えると良いのではないかと思います。

見つからない場合には、子どもとの会話を思い返してみたり、インタビューしてみるのもいいかも。

ちょっとしたこと出来事でも子どもは、言われた言葉を覚えていたり、他の先生との違いに気づいていたりするものです。

例えばわが家で言うと

・学級委員選挙で負けたときにかけてくれた言葉

・漢字のトメハライに厳しくて、そのおかげで正しく書けるようになった

・授業中の面白くないギャグがなんか好きだった

・特徴的な口癖があって、休み時間にみんなで真似をして遊んだ

手紙に使えそうなこともそうでないこともありますが、どれも書き方によっては、親しみを感じる内容にできるのではないかと思います。

あまり接点がない先生でも、言葉の選び方で良さを強調することができるのではないかと思います。
どのような流れに持って行きたいかによって、エピソードを選ぶといいですね!

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卒業でお世話になった先生に渡す保護者からの手紙文例

○○先生

1年間、娘が大変お世話になりました。

温かくご指導くださいましたこと、母子ともにとても感謝しております。

思えば1年前、6年生に進級するときは、内気で人前で自分の意見を言うことすらままならない娘を不安に思っていました。

積極的ではきはきとした子が多かったのも、不安な気持ちを助長していたのかもしれません。

ですが、先生が授業中に発言を促してくださり、またその発言を褒めてくださり、それが娘の自信を少しづつ育んでくれたのだと思います。

今では、しっかりと自分の思ったことを伝え、大人数の中でも堂々と意見を言えるようになりました。

先生が優しく、ときに厳しく見守ってくださったからだと思っております。

中学生になっても、この1年間で身に着けたことを役立てがんばってくれることと思います。

改めまして、本当にありがとうございました。

先生のこれからのご健康とご多幸を、心からお祈り申し上げます。

○○先生

1年間、大変お世話になりました。

○○は今までは学校であったことを話すことはあまりありませんでしたが、この1年間はたくさんの話を聞かせてくれました。

授業中の先生の面白かった話や、休み時間にクラス全員で遊んだ話。

楽しかったことはもちろん辛いことでも、とてもはつらつと、ときには顔をほころばせながら話すその姿に、子供らしさを感じる一方で成長を見ることもできました。

毎日をとても楽しく、充実した日々を過ごせたのは、先生が子どもたち一人一人をしっかりと見守り、ご指導くださったからだと思っております。

これから中学生になり、困難や挫折を味わうこともあるかもしれません。

ですがそんなときでも、先生と一緒に過ごした1年間を思い出し、困難の中にも楽しさを見いだせる子になってくれたらと思っております。

1年間、本当にありがとうございました。

先生のこれからのご健康とご多幸をお祈りしております。

○○先生

1年間、ありがとうございました。

やんちゃですぐに手が出てしまう○○は、クラスの中で何度もトラブルを起こしておりました。

先生にご迷惑をおかけしたことも、二度や三度ではなかったと思います。

親がどれだけ注意しても聞かず、相手の傷を想像できない○○に大きな不安を抱えていたとき、助けてくださったのは先生の言葉でした。

じっくりと息子の話を聞き、温かく見守ってくださりありがとうございました。

優しく、ときに厳しい先生のご指導のおかげで、最近では優しい言葉をかけてくれる場面も見られるようになりました。

中学校に行っても、先生に教えてもらったことを胸に、がんばっていけるのではないかと思います。

本当にお世話になりました。

末筆ながら、○○先生のご健康と今後のご活躍をお祈りいたします。

先生とのエピソードが何もない場合には

・クラスの雰囲気が非常に良く、毎日楽しく学校に通うことができました。

・大好きな友だちに囲まれ、楽しい小学校生活を送れていたようです。

・勉強も部活も、精一杯に打ち込むことができた1年でした。

などなど、学校生活の過ごし方に言及した内容にしてもいいかなと思います。

まとめ

小学校の6年間は、幼児期から思春期を迎える大事な時期。

保護者にとっては、思い入れがある先生もあまりない先生もいますが、どちらにも見てくれたことへの感謝は必要です。

先生への手紙はあまり堅苦しく考えず、お礼の気持ちを伝えるものと考えるといいかもです。

先生への一言メッセージはこちらを参考にどうぞ!

≫≫卒園で親から先生へ贈るメッセージ一言例文!書き方のポイントも紹介!

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