年度末が近づいてくると、転勤族にとっては最も大きいお知らせが来ますね!
それが「転勤の有無」
住み慣れた地域を離れて他の地域に引っ越すのは母子ともに辛く、そして面倒なことでもあります。
ですが子どもが幼稚園に通っている以上、事務的な手続きはやはり早急にするべきです。
幼稚園年中で転園経験のあるわが家、辞令が出てから新しい幼稚園に行くまでの手続きやスケジュールについてです。
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引っ越しで幼稚園を転園!スムーズな手続き完了のために必要なこと
気に入っている場合はもちろん、住んでいる地域や幼稚園に満足していなかったとしても、引っ越しや転園ってものすごく面倒なものです。
住む場所を決めなくちゃいけないし、幼稚園も選ばなくちゃいけない。
子どものためを思うと、どこでもいいっていうわけにはいかないので、熟考しないといけない。
多くの場合、その選択を母親が一手に担うので、辞令が出てからのバタバタ具合はハンパじゃないです。
辞令が出てからの簡単なスケジュールは以下。
1.辞令→勤務地判明、支店場所判明
2.幼稚園に転園の連絡→転園時のプレゼントなどの用意
3.新しい居住地を決める
4.新しい幼稚園候補をピックアップ→電話で空き定員などの確認
5.幼稚園決定(空きがない場合は転居後に持ち越し)
6.引っ越しの段取り
7.転居後に新しい幼稚園への訪問
実際には並行して行うものも多く、順番が入れ替わることもありますが、わが家ではこんな感じでした。
以下、もう少し詳しく。
転勤辞令後の幼稚園への転園の連絡時にしておきたいこと
わが家の場合は、転勤の辞令が出たのがギリギリの時期。
たしか3月の初めくらいで、今年度の幼稚園生活もほとんど終わりかけていた時期でした。
そのため、幼稚園への転園連絡はすぐに行いました。
「いつまでこの園に在籍するか」「引っ越しの予定日程」などを伝えます。
この時点でまだ引っ越し先や具体的な日程が決まっていない場合は、それでもOK。
とにかく、来年度からはこの園に通えないということだけは早めに伝えておくといいかなと思います。
そしてこの時に、在園証明書をいただきたい旨も伝えておきましょう。
在園証明書については、新しい幼稚園の方針によっては必要ない場合もありますが、あとから取り寄せるのは大変。
要不要が分からない場合には、一応もらっておいたほうがいいと思います。
早めに伝えておくと自分の子どもがいなくなる分、すぐに募集人数を増やすことができるので、幼稚園にとってもありがたいかなと思います。
忘れがちな転園プレゼントは早めに準備を
これは別になくてもいいものではあるんですが、渡そうと思う場合は早めに準備を。
同じクラスの子どもが20人いるとして、この量になるとネットで注文するほうが確実に安いです。
量が多いと届くまでに時間がかかることもあるので、ぜひ早めの準備を。
転園のプレゼントについては、こちらも参考にしてみてください。
≫≫引っ越しで幼稚園を転園するときの挨拶や菓子折りはどうする?今になって思うこと
みんなに渡すものなので高価である必要はまったくなく、わが家の予算は一人100円~200円程度。
タオルや文房具など、当たり障りのない無難なものを選ぶのがポイントです。
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新しい住居と幼稚園を決める
さて、転園するうえでもっとも頭を悩ませるのが、新しい住居選びと幼稚園選び。
子育て家庭にとって、子どもが住み心地の良い教育環境の整った地域を選ぶことは重要ですが、旦那さんの通勤時間との兼ね合いもあります。
土地勘のない場所だとよけいに、何から選べばいいのか分からなくなることも多いですよね。
わが家の場合は、インターネットでその地域(ざっくりと○○市くらいの大枠の中から)の評判の良い小学校区と中学校区をピックアップしました。
その中から、旦那さんの通勤時間が許容範囲な地域を絞り込み。
この時点ですでに、3つくらいの小学校区に絞ることができました。
「教育水準が高い」「転勤族が多い」こういう地域はけっこう限られていて、ここまではそれほど時間はかからないのではないかと思います。
ただ「転勤族が多い」を条件から除外すると、候補地の数が跳ね上がります。
あまり気にしない方もいるかもですが、転勤族が多い地域はなじみやすい地域でもあります。
最初は転勤族の多い地域を念頭に考えたほうが、迷う余地がなくなるので楽かなと思います。
新しい住居を先に選んでそこから通える幼稚園を選ぶか、幼稚園を先に選んでそこに通える距離の住居を探すか。
どちらでもいいと思いますが、わが家の場合は候補地だった3つが隣接してたんですよね。
だからどの幼稚園にしても住む場所は同じような地域で、旦那さんの通勤時間に大きく影響するわけではありません。
だから幼稚園を優先して選ぶことにしました。
私の場合は、3つに残った候補地の中から、通えそうな幼稚園をピックアップ。
車の運転が苦手なので、徒歩か自転車で行ける範囲に絞ると、3つの校区で考えたとしてもそれほど多くはありませんでした。
その後、候補となる幼稚園に片っ端から電話を。
・空きがない、キャンセル待ちもできない幼稚園は除外
・対応が悪くて通わせたくないと思う幼稚園は除外
・空きがないがキャンセル待ちができる幼稚園は△
・空きがあって来春から入れる幼稚園は〇
〇と△の幼稚園について、ホームページで調べて月謝や園生活などをチェック。
良いと思った幼稚園に再度連絡をして、入園したい旨を伝えました。
私の場合は運よく空きがあったので、すぐに書類を送ってもらって入園の手続きができました。
ですが空きがない場合は、引っ越し後までキャンセル待ちの状態が続くこともあります。
私の転勤族ママさんは、空きがないまま引っ越しをして、幼稚園に通えるようになったのは夏休み後だったとか。
転勤族の多い地域では、年度末と学期ごと、半期ごとに転園する子が増えるので、キャンセル待ちでも入りやすいというメリットもありますね。
引っ越し先での幼稚園選びは妥協も必要
年少で入園する場合の幼稚園は、そりゃもう一生懸命選びました。
イベントがあるたびに足を運んで、プレスクールにも参加。
母子ともに納得しての入園ですが、引っ越しに伴う転園で選ぶ幼稚園はそうではありません。
実際に見に行く機会がないことのほうが多いし、評判を知るのもネットのみ。
同じ熱量で選べるわけではないので、ある程度の妥協は必要です。
転園先の幼稚園決定後
幼稚園ごとに細かい違いはあると思いますが、わが家の場合。
口頭で入園したい旨を伝えると、自宅に入園手続きのための書類が送られてきます。
転勤族の多い地域だったので、幼稚園の事務員さんも手慣れた様子でした。
届いた書類の中には、入園届やパンフレット、入園金や月謝などの金額や必要書類の説明。
また、入園までのスケジュールなども書かれていました。
転園する場合は、新しい園の制服や学用品などを購入する必要があります。
そのため、入園するまでに子どもを連れて幼稚園に行かないといけないんですよね。
タイトなスケジュールの中でしたが、入園前の都合の良い日を連絡し、子どもと幼稚園に行きました。
同じように転園手続きで来ている方も多く、ちょっと安心。
年少さんの入園式に転園児童ということで参加させてもらって、晴れて新しい幼稚園の園児となりました。
しなければいけないことのチェックリストを作っておくと安心です。
まとめ
することが多くバタバタしてしまいますが、大変なのは幼稚園を決めるところまで。
いろんなこだわりもあるし選びにくいかもしれませんが、妥協も必要です。
あまりナーバスにならず、「なるようになる!」と気楽に考えたほうがスムーズなのかもとも思います。
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