お中元を直接手渡しするときの挨拶のマナーと一言例文!

「お歳暮は一年間お世話になった挨拶だけど、お中元は半年お世話になった挨拶」

「お歳暮かお中元、どちらか片方にするならお歳暮にするべき」

などなど、お歳暮に比べると優先度が下がると言われているお中元。

お中元を渡そうと思う相手は、日ごろからとてもお世話になっている方や、これからの関係をより一層気遣わなくてはいけない相手なのだろうと思います。

遠方の相手には郵送することが一般的ですが、近場にいる相手には、挨拶と一緒に直接手渡しすることもあるのではと思います。

直接手渡しする場合のマナーと、渡すときの口頭の一言挨拶例文のまとめです。

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お中元を直接手渡しするときのマナー!知っておきたい渡し方のポイント

最近は、近くにいる方へお中元を贈るときでも、お店からの配送にしてもらうことが多いかと思います。

相手に訪問の都合をつけてもらう必要がないですし、こちらも配送の手続きをしてもらうだけなので気楽です。

郵送でのお中元に慣れると、いざ直接渡しに行こうと思ったときに、どういう順序で手渡しするのが正しいのか、迷ってしまうことも増えます。

まずは、お中元を手渡しするときのマナーからおさらいしておきましょう!

お中元を手渡しするときの手順

ひとことに「お中元の手渡し」と言っても、相手との関係性によって省略したほうが良い部分や、より丁寧になったほうがいい部分もあるかと思います。

どういう間柄なのかを考えて、臨機応変に対応するようにしてください。

1.事前に伺う旨を連絡しておく

突然訪問するのではなく、まずは事前に訪問する日時を連絡しておくようにしましょう。

自宅への来客に準備を要する人は少なくありません。

余裕をもって日程を合わせることができるように、相手に指定してもらうといいかもしれません。

この際、「お中元を持って行きたい」と直接的な表現をしてしまうと、相手に変な気を使わせてしまうことになります。

「ご挨拶に伺いたい」などの間接的な表現にするようにしましょう。

自宅への訪問は、約束の時間よりも早くついてしまうのはマナー違反。
相手を急かしてしまうことになります。
時間ちょうどか、5分程度遅れて伺うようにしましょう。

2.お中元は品物を裸のままで持って行かない

お店でお中元の品を購入すると、手渡し用に紙袋をくれるはず。

お中元を渡すときは品物そのものをそのまま持ち運ぶことはせず、紙袋や風呂敷に包んでいくようにします。

一般的には、お中元は風呂敷に包んで持って行くというのがマナー

風呂敷に包んで持って行ってみようという場合は、こちらを参考にどうぞ。

お中元の風呂敷の包み方と渡し方。正しいマナーでスマートに渡そう
お中元を手渡しするときは風呂敷で?!正しい包み方と渡し方、渡すときの所作の紹介です。

風呂敷を持っていない場合は、紙袋でOK。

紙袋ごと渡すわけではないですが、汚れたりシワになったりしているものは使わないようにしましょう。

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3.お中元を渡すときの手順

詳しくは前述のこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にどうぞ。

≫≫お中元の風呂敷の包み方と渡し方。正しいマナーでスマートに渡そう

お中元を手渡しするときは、普通は部屋に通されてから行います。

訪問させていただいたことのお礼を述べたあとに、お中元の品物を渡すという流れ。

でも相手に時間を取らせたくない場合や、早めに切り上げて帰りたい場合には玄関先で渡すことも。

玄関先で渡す場合と室内で渡すときでは、渡し方のマナーが異なります。

室内で渡す場合
挨拶を済ませたら品物を取り出し、相手に表書きが見える状態にして渡します。

このとき、紙袋や風呂敷は自分で持ち帰ります。

玄関先で渡す場合
片手で品物を持ったら、もう片方の手で紙袋や風呂敷から品物を取り出します。

紙袋や風呂敷をしまい、両手で品物を持って表書きが相手に見えるようにして渡します。

包んでいたものをサッとしまえるように、自分のバッグは小さすぎないものを選ぶといいかも。

ここでも紙袋や風呂敷は、自分で持ち帰るようにします。

品物を包んでいた紙袋や風呂敷は自分で持ち帰るのが一般的ですが、外出先で手渡すなど、相手が品物を持ち帰らないといけない場合は、そのまま渡したほうがいいことも。

相手の自宅以外で渡すときは、包みをどのようにしたほうが都合が良いか、聞いてみるのもいいかもしれません。

特に玄関先で失礼しようと思っている場合は、事前に連絡をした際にその旨を伝えておくといいですね!
相手方の片付けや準備の手間が省けます。

お中元を手渡しするときの一言挨拶例文

お中元を手渡しするときは、渡す際に一言あるととても丁寧になります。

日ごろの感謝の気持ちを伝えてもいいですし、品物の中身によって挨拶の内容を変えてもいいですね!

手渡しをするときの一言に使えそうな例文をまとめてみました。

ぜひ参考にどうぞ!

・日頃の感謝のしるしです。

・お気に召すと嬉しいです。

・心ばかりの品ですが、どうぞお納めください。

・お好きと伺いましたので…

・少しでも涼んでいただけたらと思いましてお持ちしました。

・皆さんで召し上がっていただけたらと思います。

・ほんのお気持ちですが、皆さんで召し上がってください。

・評判の味と聞きましたので、ぜひ楽しんでいただけたらとお持ちしました。

・心ばかりですが、夏のご挨拶の品です。

・お口に合えばいいのですが…

・暑い日が続きますので、涼んでいただけるものをお持ちしました。

・暑い時期でも口に運びやすい品と言いますので、ぜひお納めください。

・お子様と一緒に楽しめるかと思いお持ちしました。

まとめ

お中元を直接手渡しする機会はあまりないので、戸惑ってしまうことも多いですよね。

お世話になっている相手であればなおさらです。

ですが、お中元は日ごろの感謝を伝えるための贈り物。

丁寧に対応すれば大丈夫なので、あまり構えずに、できるだけリラックスして渡せるといいですね!

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