転勤族のランドセル選びで失敗しないための方法

最近はランドセルを選び始める時期がどんどんと早くなってきて、『ラン活』なる言葉も誕生しました。

小学校入学を控えた親御さんたちは、実際に背負うことになるずいぶん前から、ランドセルについての情報収集に時間を費やさなくてはいけません。

さてこういう一般的なランドセル事情とはまた違った角度で、ランドセルについて頭を悩ませないといけないのが転勤族。

転勤族が子どものランドセル選びで失敗しないための方法をまとめてみました。

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転校先の学校のランドセル事情は?地域によって違うから気をつけろ!

小学校入学と同時に引っ越すのであれば、転勤先の情報を調べればいいのですけども。

転勤族はいつどこに行くか分からないから、対策のとりようがないんですよね。

転勤族が知っておいたほうが良い、地域によるランドセル事情の違いは以下の2つが代表的です。

学校指定のバッグがある場合

公立から私立への転校の場合は、指定バッグがあることもまぁ仕方ない。

ですが中には、公立小学校でも登下校ランドセルの指定がある学校もあります。

例えば茨城県日立市は、市から配布されるランドセルを使用。

(市外からの転入者にも希望があれば贈呈)

[参考]茨城県日立市教育委員会

登下校用のカバンをどんなものにするかについては、教育委員会の決定ではなく市町村の判断によることもあるよう。

同じ市内でも、一部の地域だけで指定されているものもあるので、引っ越し先の校区確認の際に要チェックです。

地域独自の定番バッグがある場合

地域によっては、その地域の子たちの多くが登下校に使用している定番バッグがあることも。

例えば、京都府の一部地域で使われているランリックや、小樽市の一部で使用されているナップランドなど。

京都のランリックと小樽のナップランドの違いは?ローカルアイテムを小学校で使うことについて
ランリックとナップランドの違いは?ランドセルとはどう違う?比較してみました!

上記の地域の場合は、それ以外のバッグで登下校することを禁止しているわけではありません。

そのため、転校前のランドセルをそのまま使うことも可能かなと思います。

ただ、やはりみんなと同じものを使いたいと思うのが子ども心。

子どもが同じものを欲しがるようなら、買ってあげるといいかもしれませんね。

転勤族のランドセルの選び方

私自身は、転勤族ではあるもののランドセルについて特別な選び方をしているわけではありません。

引っ越す可能性があることは様々な支障が出てくるものだけど、それに縛られていると楽しくありませんしね。

わが家の場合は、決めたランドセルメーカーがそれほど高価ではなかったこと、子どもが好む色が定番色だったことから、普通のランドセルの選び方でした。

ですが、じゃあなんでも選んじゃっていいのか?というとそういうわけでもなく。

気を付けたほうが後々楽だろうなと思うことをまとめてみました!

地域差を考えたランドセル選びをする

前述しましたが、ランドセルは地域差が大きいです。

私は今までに住んでいた地域が一般的なランドセルゾーンだったのですが、調べてみるとけっこう各地で特色があるんですよね。

引越し先がまだ分からない時期から悩むのは億劫ではありますが、ランドセルの購入時期じゃないと考慮できないですもんね。

色は定番かそれに近いものを

池田屋の調査によると、ランドセルの人気色は

男子ランドセル色ランキング

  1. クロ系
  2. コン系
  3. グリーン系
  4. チョコ・キャメル系
  5. 青系
  6. シルバー系
女子ランドセル色ランキング

  1. アカ系
  2. ワイン系
  3. ピンク系
  4. チョコ・キャメル系
  5. 水色系
  6. ラベンダー系

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ランドセルの色は年々豊富になっていますが、男の子の黒、女の子の赤のように定番に決める子も多いんですね!

ランドセルの色の系統は、地域によって差があることも多いです。

都会であれば奇抜な色でも違和感がないかもしれませんが、郊外や田舎のほうでは歓迎されないことも。

ランドセルの色は目を引きやすい部分です。

こだわりは内装で発揮することにして、色は突飛なものを避けると無難です。

でもそれも、子ども自身が転校先で目立つかもしれないことを了承するのなら別。
子どもがいいのなら、好きな色を選ぶといいと思います♪

あまり高価なものは避けると安心

転勤先ではもしかしたら指定バッグがあるかもしれませんし、多くの子が使っている独自のランドセルがあるかもしれません。

もちろん今までのランドセルを使ってもいいと思いますが、同じものを使いたくなることもあると思うんですよね。

そうです!

転勤族は、転校した先でもう一度ランドセルを購入しないといけないかもしれません!

そう考えると、あまりに高価なものって……買う気が削がれてきちゃいますよね。

万が一の可能性を考えると、平均価格以上のものを出す勇気がしぼんでいってしまいます。

セイバンの調査によると、ランドセルの購入金額は

4万円以下:13.6%

5~6万円:31.2%

6~7万円:23.1%

7万円以上:16.7%

データ引用:セイバン『ランドセルの値段ってどれくらいが妥当?価格の相場は〇万円!』

中央値は5万円台前半かと思われます。

ランドセルの価格にはばらつきがあり、安いものは1万円代、高いものだとウン十万を超えるものも。

平均価格前後で考えておくと、万が一転勤でランドセルの買い替えが必要になったときも、幾分かは心が穏やかになりそうです。

ランドセルのイメチェングッズがあると便利

色やデザイン、今から転校を想定した選び方をしたくないという方には、ランドセルのイメチェングッズを用意すると安心

ランドセルカバーが一枚あるだけで、周りから浮いてしまうかもしれない色でも隠せます♪

普通ならデザインや色を邪魔しない透明なものを選ぶ方が多いですが、色付きのランドセルカバーを選ぶと印象が変わります。

用途によって選んでみてくださいね。

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転勤族の多い地域だとランドセルは多種多様

転勤族は転勤族の多い地域を選ぶ傾向がありますが、ランドセル事情と照らし合わせても、それってとても合理的。

いろんな地域から集まっている転勤族の多い地域では、持っているランドセルも多種多様

オーソドックスな子もいれば、奇抜な色の子もいるし、特殊な形状の子もいる。

いろんな子がいるので、他の子と違うものを持っていても気にならないし、気にする子も少ないです。

転勤先がどこになるのかは分からないかと思いますが、全国主要都市部への転勤しかない場合は、ランドセルについてはそれほど気にせず選んでもいいかも。

全国転勤があって、郊外や田舎に行く可能性もある人は少し注意です。

ですが、ランドセルのことを気にするのは親も子も最初のうちだけ。

子どもの性格によって配慮は必要だと思いますが、それほど神経質にならなくても大丈夫です^^

ランドセルのことを気にするのは最初の1年くらいのもんです。

まとめ

転勤族のランドセル選びは、「高価すぎないもので」「無難なものを」というのが安全策です。

買い替えなくてはいけない可能性や、目立つ色で浮いてしまう可能性を考えると、無難な選び方のほうが良いのは良いんだけど。

とは言っても、転勤によってランドセルの買い替えが必要になるケースは多くありません。

自分が気に入って買ったものをそのまま背負って行く子のほうが、おそらくは多いはず。

気にしすぎる必要はないかなと思います。

もし気になる方は、工房系のランドセルよりも全国どこでも買えるランドセルメーカーにしておくと安心かも。

そういうランドセルメーカーであれば、どこの地域に行っても持っている子がいます。

悲しい気持ちになることはないかなと思うので、選択肢に入れておくといいかもです。

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